何という六月!!
十三時半、三十二度五分、湿度六十%
おお
何という六月の一日よ
錯乱する花の有り
身悶える瓜たち、地下に潜る蟻の群れ
大地が、干乾びる!
何という六月よ、おお
蒼い水の惑星が病んでゆく
もしや、星屑に成ってゆくのか・・
断末魔へのプロローグなのか?
おお、おお
何という六月!!
あのヒトの祝辞も
ついに届かなかった
あの特別な日に
増殖した喪失感だけが残った
僕の感嘆符がひっそりと消えたのだ
どれ程の距離を歩いて来たのか
その確かさを証する昨日を見失って
不確かな今日を生きる
おお
何という六月だろう
せめて瑞々しいイノチは
潤しいイノチの仕組みに守られて
この六月も育んでゆけ!!
*06/19 16:25 万甫
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