降って来るもの

写真と散文とぽえむ

書く

2017-03-04 06:06:49 | 徒然

 

          書く Ⅱ

 

夕べ眠り込む寸前に詩を書いた

急いで書いた

 枕元にも

百枚の紙と十本のペンを置いておくべきだったと

強烈に後悔しながら

 突然!!に備えている

何時でも真っ新の

胸のnoteに走り書いた

 タイトルは「僕が詩だ」だ

 

寝ている間にも

浮かんでは消えてゆくもの達の

幾つかの詩のphraseが消されないで

記憶箱の中に留まってくれるように

 遠のいてゆく意識に

切に祈りながら・・

 

 

この頃僕は

ときどき溺れそうになる

息継ぎの場所が行方不明になって

窒息しそうになるのだ

 

宏大無辺の言語の海に泳ぎ出すと

 

 

神の使徒だと

気取るつもりはないけれど

神の言葉だと

錯覚している訳じゃないけれど

 たしかに

天啓の下部のように跪いて

それを戴いているような気がする

 胸に留まる降ってくるものを

 

心を揺らしてゆく豊穣の風のように

 

 

こんなにも書ける潮目が来るとは

こんなにも書ける波が繰り返すとは

こんなにも

 書く事を急かされる現実に直面するとは

露ほども想像できなかった事態で

まさに

 ”望外”の喜びが此処に有る

 

 

何処で途切れてしまうのか

どれだけ書けば尽きるのか

何時そのときが訪れるのか

 それは天与の差配次第だけれど

 

書けることで脈打つ

この拍動の若々しいドキドキが

 ずっと感じられますように!・・と

 

 

有りの儘の風景の中に

有りの儘の一人ぽっちで

 誰にも見えない胸のboardに

僕を濾過して滴り落ちる

天恵のエッセンスを綴ってゆく

 それは

僕だけ合点の

 翻訳文かも知れないけれど・・

 

 

書き味が最高に滑らかなのだ

あの人に貰った

 カランダッシュのペン先が素敵なのか

降ってくるもの達の勢いが

活き活きと紙面を埋めてゆくのか

 それとも

僕の気と睦んで歓喜の精を放つのか

何れにしても此の処

書く事の最上級のframeに

 僕の意欲の居所は有る

03/04 06:06

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