切り株に座って
諺に、”石の上にも三年”と言うのがある
三年もの間は
とても辛抱できないけれど
若しかしたら、無の宇宙から
僕宛の伝言が届くかも知れない?と
大きな木の切り株に
暫く座った
冷たい風は牙を剥き
冬底の風景が広がる高台で
寒々とした二月の午後
”株の上にも幾分”の実験をした
pocketからmemo用紙と
blackのball penを取り出し
降って来るままを書いてゆく作業
求めているものか?
求めたものなのか?
それでも、無の荒涼たる辺境から
こんな風に
数行の言葉を紡いで
”成功!!”と悦に入る、僕
満足気に立ち上がり、続きを歩き始める
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