降って来るもの

写真と散文とぽえむ

僕のイノチ

2017-06-21 06:28:44 | 徒然

        tokino-manimani「僕のイノチ」

 

自分の足で稼げる距離のあるあいだは

僕のblueが

 いつでも創想の空一杯を覆っているあいだは

自分の想念を脚本にする能力が残存するあいだは

僕の呼吸が熱情に熟れたひと息を吐き出せるあいだは

自らの陣痛で産み出せる一行が書けるあいだは

薫風が僕を輪切りにして

 イノチの元素を洗浄してくれるあいだは

ボクの存在が

 ほんの少しでも他人に意識されていると思えるあいだは

bokuの感覚が静寂に同化して自在を得られているあいだは

万物のあわいに哀楽の起伏を鏤められるあいだは

僕のイノチが関わる幾許の糸が

 手のひらに束ねられていると思えるあいだは

大小濃淡多少を問わず僕との由縁が

 少なからずココロを揺らすanataと言う人生も有るのだと

夢想できるあいだは

レシーバーとしての役目を終える瞬間を認知するまでは

自分の想いで無垢の細胞になれる僕を発見できているあいだは

縁の階に足を掛けたいとの

 豊穣なる意欲が色褪せぬあいだは

あなたを想うことで

 塞がれてゆく虚無が有ることを見い出せているあいだは

縦横に走る縁の糸が孤独を払拭してくれるあいだは

その縁の糸が自ずから描いてゆく曼荼羅図から

後光のように一条の光輪が

 僕の行方を照らしてくれると感じられるあいだは

大小のボクの思惑が己の成長を促して羽搏いてくれるあいだは

 

そのtokino-manimaに僕は何時でもアンテナを拡げ

 イノチを運んでくれる物音や

胸の石板に刻まれてゆくフレーズを見聞する

その間に間で僕のイノチも輝く

 

僕はボクと貴方とアナタ方と一緒に

 此処に、生きている!!

 此処で、生きている!!

此処で、僕のイノチは瑞々しいまま維持されてゆく

僕の中のボクもアナタも然りに・・

*06/21 06:26 万甫

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