tokino-manimani「僕のイノチ」
自分の足で稼げる距離のあるあいだは
僕のblueが
いつでも創想の空一杯を覆っているあいだは
自分の想念を脚本にする能力が残存するあいだは
僕の呼吸が熱情に熟れたひと息を吐き出せるあいだは
自らの陣痛で産み出せる一行が書けるあいだは
薫風が僕を輪切りにして
イノチの元素を洗浄してくれるあいだは
ボクの存在が
ほんの少しでも他人に意識されていると思えるあいだは
bokuの感覚が静寂に同化して自在を得られているあいだは
万物のあわいに哀楽の起伏を鏤められるあいだは
僕のイノチが関わる幾許の糸が
手のひらに束ねられていると思えるあいだは
大小濃淡多少を問わず僕との由縁が
少なからずココロを揺らすanataと言う人生も有るのだと
夢想できるあいだは
レシーバーとしての役目を終える瞬間を認知するまでは
自分の想いで無垢の細胞になれる僕を発見できているあいだは
縁の階に足を掛けたいとの
豊穣なる意欲が色褪せぬあいだは
あなたを想うことで
塞がれてゆく虚無が有ることを見い出せているあいだは
縦横に走る縁の糸が孤独を払拭してくれるあいだは
その縁の糸が自ずから描いてゆく曼荼羅図から
後光のように一条の光輪が
僕の行方を照らしてくれると感じられるあいだは
大小のボクの思惑が己の成長を促して羽搏いてくれるあいだは
そのtokino-manimaに僕は何時でもアンテナを拡げ
イノチを運んでくれる物音や
胸の石板に刻まれてゆくフレーズを見聞する
その間に間で僕のイノチも輝く
僕はボクと貴方とアナタ方と一緒に
此処に、生きている!!
此処で、生きている!!
此処で、僕のイノチは瑞々しいまま維持されてゆく
僕の中のボクもアナタも然りに・・
*06/21 06:26 万甫
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