降って来るもの

写真と散文とぽえむ

二兎

2025-02-22 21:16:26 | 詩 32

     二兎

 

身の程も弁わきまえず

二兎を追うなどの暴挙に出れば

落胆の結末は

火を見るより明らか

一兎さえ儘ならない輩が

そんな大言壮語を

成就出来る訳もない

 

せめて、一生に一兎!は・・だが

それでも殆どのHomo sapiensは

その夢を幻で終える

 

一兎や、まして二兎を追う人の姿は

生きてゆくための

一つの指針として胸に刻めばいい

詰まりは、在り来りだが

分相応を踏襲することが

先ずは、第一義の目印

 

二刀流の勇士には

選ばれし者だけが成れる

それ故、彼はPolarisのように

天上天下に、唯一無二の輝きを放つ

 

 

     慈悲のように

 

書く事と出合うために

天然自然のclassroomに出る

 

合えるかも知れないし

合えないかも知れない

留守かも知れないし

拒否かも知れないし

 

欲しくなれば

僕はときどき、こんな風に

その為だけの漂泊をするのだ

 

酷寒の早朝でも

降雪の午後でも

神経も感受性もemotionも

ピンと張り詰めながら・・

 

何処からかは不明

その瞬間は、謎

唯、遙かなるcosmosから

それは

慈悲のように降りて来る

 

与えるものと

与えられるものと

それは確かに

一瞬が齎す奇蹟の邂逅

 

約束の期日も

確定の通知も

有無の認否も

真贋の判別も

 

何も揃わないけれど

それは確かにひとつのmiracle

コメント (1)    この記事についてブログを書く
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1 コメント

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Unknown (一歩)
2025-02-23 09:17:44
引き続き
万甫兄おはよう御座います😃
いつも暖かなcosmosから゙慈悲゙の天下る吾兄🎵
MLBの二兎を追える彼は新しい魔球が出来つつあるらしいですね❗急がないでいてくれること皆の願いですよね❕
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