ブドウの環状剥皮は、色づきしにくい品種に対し、着色を促進するための処置です。
我が家で育てている安芸クイーンも、着色不良になりやすい品種のため、6月下旬にこの処置を行いました。今日、数房の袋をはずしてみると、その効果が現れているようでした。
まあまあのいい状態になりつつあるようでした。
環状剥皮した部分を保護するため、ビニールテープをまいていました。
樹液が少しずつ
漏れ出していたようで、テープの端に少しかたまっていました。
テープを除去してみると、癒合がかなり進んでいました。樹液は新たには出ていないようでした。
次の2枚の写真は、環状剥皮を行った当時(6月25日)の状態です。
この処置を行うことにより、光合成で生産される養分を根などに移行させず、果実に蓄積することにより、着色が向上し、食味もよくなるのだそうです。
それにしても、植物にも素晴らしい治癒力といったものがありますね。感心しました。
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