針葉樹のよく似ている実3種と出会いました。
形は若干違うものの、大きさや色はよく似ていて、いずれもきれいな実でした。
その1 コノテガシワ(側柏)の実
丸い実の先の方がユニークな形でした。こんな色を淡灰青色というそうです。
何やら紫の花のようなものも?
結実しなかった花が残っているように見えましたが、???です。
こんな樹姿でした。
ヒノキ科、コノテガシワ属の常緑針葉樹で、原産地は韓国から中国北部だそうです。
雌雄異花で開花期は3~5月、雌花は淡紫緑色、雄花は黄褐色とか。
開花期は春のようですが、ネットには秋口にも同じように花が残っている記事がありました。
名のいわれは「子供が手のひらを垂直に立てたような形の葉に似ているから」だそうです。
漢名の「側柏」は、中国名そのもので、「柏」は中国ではヒノキの仲間を意味するとか。
その2 イヌマキ(犬槇)の実
やはり淡灰青色の実でした。
たくさんついていました。
この実は横から見ると、団子2兄弟でした。
秋にはこんな色になります。(2020/10/17にUPしていました)
イヌマキ(犬槇)は、イヌマキ科イヌマキ属の常緑針葉樹で雌雄異株とか。
原産地は日本(関東以西)、中国、台湾だそうです。
古い時代には杉をマキと呼んでおり、それより材が劣り役に立たない意味からこの名になったとか。
開花期は5~6月、実は丸い2個の団子がひっついた形で、基部は花托、先端が種子だそうです。
花托は緑色から赤く熟し、赤くなった花托は食べられるそうです。
その3 ネズ(杜松)の実
これも淡灰青色の実です。
形は若干違うものの、大きさや色はよく似ていて、いずれもきれいな実でした。
その1 コノテガシワ(側柏)の実
丸い実の先の方がユニークな形でした。こんな色を淡灰青色というそうです。
何やら紫の花のようなものも?
結実しなかった花が残っているように見えましたが、???です。
こんな樹姿でした。
ヒノキ科、コノテガシワ属の常緑針葉樹で、原産地は韓国から中国北部だそうです。
雌雄異花で開花期は3~5月、雌花は淡紫緑色、雄花は黄褐色とか。
開花期は春のようですが、ネットには秋口にも同じように花が残っている記事がありました。
名のいわれは「子供が手のひらを垂直に立てたような形の葉に似ているから」だそうです。
漢名の「側柏」は、中国名そのもので、「柏」は中国ではヒノキの仲間を意味するとか。
その2 イヌマキ(犬槇)の実
やはり淡灰青色の実でした。
たくさんついていました。
この実は横から見ると、団子2兄弟でした。
秋にはこんな色になります。(2020/10/17にUPしていました)
イヌマキ(犬槇)は、イヌマキ科イヌマキ属の常緑針葉樹で雌雄異株とか。
原産地は日本(関東以西)、中国、台湾だそうです。
古い時代には杉をマキと呼んでおり、それより材が劣り役に立たない意味からこの名になったとか。
開花期は5~6月、実は丸い2個の団子がひっついた形で、基部は花托、先端が種子だそうです。
花托は緑色から赤く熟し、赤くなった花托は食べられるそうです。
その3 ネズ(杜松)の実
これも淡灰青色の実です。
我が家の鉢植盆栽に生っている実です。
ネズ(杜松)は、ヒノキ科ビャクシン属の常緑針葉樹で、原産地は日本(関東以西)だそうです。
硬い針葉をネズミ除けに使っていたことからこの名になったとか。
この実は、通常の針葉樹のように乾燥した松ぼっくりに熟すのではなく、
受粉後の1~2年後の10月頃に黒紫色漿果(しょうか)状の肉質に熟し、鳥に食われて内部の種子が散布されるとか。
似たもの同士、植物の世界は面白いですね。