町の小さな公園で珍しい樹木に出会いました。
赤い果軸に、きれいな緑色の果実がついていました。
赤い果軸に、きれいな緑色の果実がついていました。
スマホのグーグルレンズで調べてみると、タブノキ(椨の木)でした。
一昨日の06:15頃写したものです。五月晴れに映えていました。


直径1㎝くらいでした。

実は鳥に食べられたようで、まばらに残っているだけでした。

(ムクドリの大好物とか)
こんな樹形で・・・

こんな幹・樹皮した。

タブノキ(椨の木)は、クスノキ科タブノキ属の常緑広葉高木とか。
東北地方以南の本州、四国、九州、沖縄、台湾、中国、朝鮮半島南部に分布しているそうです。
名の由来は、霊が宿る木とされ、古代は信仰の対象となっていて、
それが「霊の木(たまのき)」であり、タモ→タブ→タブノキと変化したと考えられるとか。
この幹は様々な用途に利用され、古代人は丸木舟をつくり大海原を渡り日本にやって来たそうです。
幹は建築材、家具材、彫刻材などにも利用され、樹皮は黄褐色の染料として用い、
枝葉は粉にし、線香や蚊取線香の粘結剤に用いられていたそうです。
大変有益な樹木だったようです。