昨日「メタセコイアの不思議」に出会い、樹木への関心が高まりました。
今日は、「アメリカフウ(モミジバフウ)の不思議」です。
非常によく似た木にタイワンフウがありますが、その違いには興味深いものがありました。
寺迫公園(安佐北区真亀)のアメリカフウです。冬木立となっている姿もきれいです。
斜面の一番上から見上げてみました。
どの木も上方に実のようなものがたくさん残っていました。
落ちていたものを写してみました。既に穴から種子が飛び散っているようです。
別の場所に5本の同じようなフウの木が立っていました。
この木も同じようにたくさんぶら下がっていました。
ところでフウの木にはアメリカフウとタイワンフウがあります。
アメリカフウは北米中南部から中米原産で、タイワンフウは中国、台湾原産。
どちらも雌雄同株。タイワンフウの実はやや小ぶりで、針のようにとがった部分が少し長いそうです。
どちらも秋の紅葉が非常に美しく、一見しただけでは同じ樹木に見えます。
大きな違い(見分け)は、葉で、アメリカフウの葉はモミジのように5裂、タイワンフウは3裂です。
そして、これは今日知ったのですが、
葉がない時期でも、一目瞭然の違いがあるそうです。
アメリカフウの枝には、コルク質の翼(よく)ができるが、タイワンフウにはないそうです。
不思議ですね。
今日見たフウの木にはどちらもアメリカフウに間違いない証がありました。
斜面の上のフウの木の下には、モミジのような形の5裂の葉っぱが残っていました。
次に見たフウの木は、枝にコルク質の翼(よく)がついていました。
(変だと思い写して帰り、調べてアメリカフウの特長だと分かったもです)
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