ハマユウ(浜木綿)が咲いていました。
「南国の海岸線を彩る花」というイメージが強い花です。
海岸線からは遠く離れた、安佐北区の畑で咲いていました。
ヒガンバナ科の多年草だそうです。
原産地はインド、東南アジアなどの熱帯地方などとか。
種が漂着し、日本や韓国済州島の海岸線に自生するようになったのだそうです。
北限は三浦半島だそうです。
名の由来は、海岸線に自生し、枯れた葉鞘が「白木綿」を巻きつけたように見えるから、とか、
花びらがコウゾから採った繊維「木綿(ゆう)」に似ているところから、などと、諸説あるようです。
ハマオモト(浜万年青)とも呼ばれているそうです。
浜に咲く、オモト(万年青)に似た立派な葉に見立てた名のようです。
花言葉は、「どこか遠くへ」とか。
どこか遠くの海岸線や青い海を見に行きたくなりました。
…追記(7月13日)… ふと思い出しました。
♪ 岬の風に ないて散る 浜木綿かなし 恋の花
薩摩娘は 長崎鼻の 海を眺めて 君しとう
♪♪ 開聞岳の 山の巣に 日暮れは鳥も 帰るのに
君は船乗り 竹島はるか 今日も帰らず 夜が来る
丁度50年前(1965〈S40〉年)、九州旅行をした際、バスガイドさんに教わった「南国情話」というご当地ソングです。
作詞は石本美由起だそうです。 今でも歌い始めると歌詞が出てきます。不思議です。
25年前(H2年)に再び訪れ、懐かしく眺めた長崎鼻が目に浮かびます。
12:50ころ、安佐北区可部東辺りの外気温は35℃でした。
15:40ころ、同亀崎辺りで、36℃でした。
15:00頃にはもっと高かったのではないかと思われました。今日はこの夏最高の暑さでした。
15;20頃わが家の近くで見たノウゼンカズラです。
この花を見ると、なぜかよけい暑いように感じました。
15:35頃、フジグラン高陽の亀崎駐車場で見た光景です。
積乱雲がモクモクと大きくなっていました。
私の車の外気温表示は、3:39で36℃を表示していました。
今沖縄に接近している台風9号の影響などから、急激に気温が上がったようです。
真夏の乾いた暑さではなく、むっとする蒸し暑さで、体にこたえました。
台風9号の後を、まだ方向は定かではないようですが、台風11号が追っているようです。
9号・11号に伴う大きな被害が起きなければいいですね。
沖縄の人のことを思うと、これくらいの暑さで、「暑い、暑い」と言ってはいけませんね。
今年もフウラン(風蘭)が咲いています。
もう20年以上わが家で暮らしています。
毎年ほぼ同じ時期に咲いています。今年はこれまでになく花の数が多いようです。
フウランは、日本原産のラン科の植物のひとつで、着生植物です。
本来、風通しのよい高木の広葉樹に着生するそうです。
我が家のものは、鉢植えの小さなカエデの根元に着生しています。
風通しが良くて、木漏れ日が差す程度のこの場所が気に入っているようです。
夕闇が迫る頃、甘いいい香りをふりまいてくれます。
朝から大雨注意報が出ていました。
それでも、降りそうにはなかったので、田舎(安佐北区白木町)へ帰ってきました。
15日ぶりでした。畑は草ぼうぼうになっていて、野菜の収穫は期待はずれでした。
これは15日前(6月23日)に初収穫したときの写真です。
隣町のゴルフ場からの帰りに立ち寄り、初収穫していたものです。
手前は、ツルなしインゲン、右向こうは、マクワウリです。
左向こうに、ナス4本、ピーマン2本、シシトウ2本、ゴウヤ4本を植えています。
草ぼうぼうとなっており、ナス、ピーマン、シシトウは完全に草に負けていました。
インゲンは草には負けていませんでしたが、大きくなり過ぎていました。
こんな状態でした。初収穫のときの状態から、ナスがたくさんなっていることを期待していたのですが・・・。
インゲンは10㍑容器に山盛り一杯でした。大きくなり過ぎていて、食べられるかどうか分かりませんでした。
雨がパラパラ降りだしたので、とりあえず、ナス、ピーマン、シシトウの周りのみ、
草を取って追肥をし、午前中で引き上げました。
マクワウリとゴーヤには、雄花ばかりが目立ち、雌花はあまりついていないようでした。
植えっぱなしで、ほとんど手を加えておらず、どうなるものやら・・・?
インゲンは、湯がいて食べてみたところ、思ったより柔らかくて、おいしく食べることができました。
すごい量だったので、近所におすそ分けの予定です。
それにしても、雑草の生命力はすごいですね。すぐにぼうぼうになってしまいます。
しかし、野菜は手を加えてやらないとだめですね。
ブドウの色づきは、一粒から始まります。これを「飛び玉」というそうです。
先般、わが家のブドウ(安芸クイーン)にも「飛び玉」が出ました。
猫の額の5本のミニトマトにも、同じような「飛び玉」(?)が出始めています。
キャロルツリー」という品種で、背丈が低い品種です。
「フルーツトマトレッドホープ」という名の中玉です。
軸が折れそうなので添え木をしてやっています。
「オレンジまこちゃん」という名の黄色のミニです。
普通の「接ぎ木ミニトマト赤」です。
あと1本「シンディースィート」という名のものがまだ色づいていません。
今朝から近くで「ピッー ピッー」とヒヨドリが鳴いており、狙っているようでした。
一昨年の夏、わが家の垣根で生まれ巣立ったヒヨドリかも分かりません。
しかし、「家主がまだ食べていないのに」と思い、網の袋をかけておきました。
ところで、ミニトマトが色づき始めるのは、開花から45日目くらいだそうです。
これは、わが家のブドウ(安芸クイーン)と同じ日数です。
また、雨に遭い過ぎると、トマトもブドウも同じように破裂してしまいます。
トマトの色づきは「飛び玉」とはいわないでしょうが、色々と似ているところがあるようです。