四季折々

~感じるままに~

あざみの歌

2021-05-21 08:07:17 | 写真・花
あちこちで今、あざみが咲き誇っています。
この花をみると、つい口ずさみます。
♪ 山には山の愁いあり 海には海のかなしみや ♪

先日(5月17日)あざみの群生地に出会いました。
   

   

   

   

   
素朴な花ですが、きれいです。

~冒頭の続き~ 
  ♪  ましてこころの花園に 咲きしあざみの花ならば  ♪
この詩「あざみの歌」は、
昭和20年(1945)に復員してきた当時18歳の横井弘が、家族が疎開していた下諏訪・霧ヶ峰高原で、
あざみの花に自分の理想の女性像をだぶらせて綴ったものだそうです。
八洲秀章が作曲した歌がNHKのラジオ歌謡に採用され、昭和24年(1949)8月8日から放送されたのだそうです。
 (二木紘三のうた物語より)
霧ヶ峰八島高原には、この歌の歌碑が建っているそうです。

昨日(5月20日)は一日中雨で出かけることができませんでした。
ふと、撮りまくっていたあざみの花のことを思い出し、スライドショーにしてみることを思いつきました。
   


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サクランボ

2021-05-20 08:08:06 | 写真・花
おいしそうなサクランボと出会いました。
多分オオシマザクラ(大島桜)という品種だと思います。
熟した黒紫色の実の色と熟す前の実の色、そして葉の緑が素晴らしい色合いを見せていました。

昨夕17:00ころ写したものです。
   

   

   

   
私の住む団地内にあるソメイヨシノの桜並木に数本混じっている桜です。
春には真っ白い花が咲いていました。ソメイヨシノより少し大きい一重の花でした。
花と同時に葉っぱも出ていました。
ネットでチェックしてみるとオオシマザクラに間違いないようでした、
オオシマザクラ(大島桜)は、山桜の変種で、伊豆大島に多く自生しているとか。
潮風に強く強健なため街路樹や公園樹に多く用いられているそうです。
また、日本の桜の原種のひとつで、ソメイヨシノや河津桜の片親だそうです。
なお、実は手の届かないところでしたが、食べてみたいような本当においしそうな実でした。


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1回目ジベレリン(安芸クイーン)

2021-05-19 08:10:06 | ぶどう・野菜
昨日、ブドウ(安芸クイーン)の1回目のジベレリン処理を行いました。
これは種なし化と着粒の安定化のために行うものです。
満開から3日以内に、一つひとつ手作業です。今日は34個を処理しました。

   
写真ではわかりにくいですが、こんな状態が満開状態です。
上方には、この何倍もの支梗と粒が付いていましたが、先般バッサリ取り去りました。

   
ジベレリンは、イネの馬鹿苗病菌の培養液から作られる植物ホルモン剤です。
有害なものは含まれていないそうです。品種により定められている濃さの水溶液を作りました。
手作業で一個ずつを手に持って、この水溶液に浸します。
そして、処理した証に、2個残していた上方の支梗の1個をかき取ります。

   
処理した花穂には花キャップ(黒っぽく見えるもの)が残っています。
これを人差し指、中指、親指で軽くつまむと簡単に取り去ることができます。

   
違う花穂ですがこんなにきれいになります。
キャップが残っていると粒にこびりつくことがあるため、除去しておいた方が良いようです。

   
処理した証しにかき取った支梗です。この数で処理した花穂の数が分かります。
今日は34個でした。あと60個余りがまだ満開ではなく未処理です。

花穂がちゃんと着果したら、初めて果房と呼ぶのだそうです。
果房になると、粒は目に見えてどんどん大きくなっていきます。
どんな果房になっていくか楽しみです。

なお、1回目の処理後、10~15日後に2回目を行います。
2回目は顆粒肥大促進のために行うものです。


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センダンの花

2021-05-18 08:10:25 | 写真・花
今あちこちで、センダン(栴檀)の花が咲いています。
薄紫色に見える花が枝いっぱいに咲いていて、遠くからも目立っています。
花後には楕円形の小さな実がたくさんつく落葉高木です。


昨夕写したものです。
   

   

   
花はおもしろい形をしています。
細い5枚の花びらが後ろに反っていて、中央に紫色の筒状の形のものが見えます。
この筒状のものはオシベだそうです。メシベはその内側にあるようです。

   
葉も同時に展開しており、花と薄緑色の葉の色合いがきれいでした。

   

   
こんな樹形で、枝いっぱいに花がついていました。
花に近づくと、蜜のようないい香りを放っていました。

昨年秋に同じ木になっていた実をこのブログで取り上げていました。
   
昨年の9月20日に写していました。
この時はまだ薄緑でしたが、秋が進むと黄色く熟していきます。

センダン(栴檀)は、センダン科センダン属の落葉高木で、日本、中国、台湾などに分布しているそうです。
日本では、伊豆半島以西の本州、四国、九州、沖縄のの温暖な地域に自生しているとか。
「センダン(栴檀)」の名は、実のつき方が数珠(じゅず)のように見える千珠(せんだま)から来たという説や、
実が沢山ついた様子の千団子(せんだんご)から来たという説など諸説あるそうです。

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ホタルブクロ

2021-05-17 07:55:18 | 写真・花
ホタルブクロ(蛍袋)の花が咲いていました。
この花はホタルが舞うのと同じ頃に咲き始めるそうですが・・・
今年は花々の咲くのが早いし、梅雨入りも異常に早かったので、ホタルは戸惑っているかも知れません。
 
雨上がりの昨日11:00頃出会ったものです。
   

   

   

   
カメラでのぞいてみました。

   
ホタルブクロ(蛍袋)の名の由来は、昔、子供達がホタルをこの花の中に入れて遊んだことによるそうです。
また、提灯の古名を「火垂(ほたる)」といい、それが語源となっているという説もあるようです。

昔、田舎の田んぼの上などでホタルが乱舞いしていた光景が目に浮かびます。
そう言えば、そんな光景は何年も見たことがありません。
どこかそんな乱舞の地があったら見に行ってみたいものです。     
近年は、田舎の各地で「ホタルまつり」が開催されていましたが・・・
今年は全て中止でしょうね。

ところで、広島県は昨日から、
新型コロナウイルス対応の改正特別措置法に基づく緊急事態宣言の対象地域となりました。
5月31日までの宣言期間の間に収まる方向にぜひとも向かってほしいものです。

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