四季折々

~感じるままに~

コートを脱いでみたものの・・・

2022-12-26 07:56:31 | 写真・花
久し振りに大雪が降り、年末も押し迫ってきました。
という時節ですが、早くもハクモクレンのつぼみが大きく膨らんでいました。

昨日16:10頃出会いました。分厚い毛皮のコートを脱ごうとしていました。






以下は、既にコートを脱ぎ捨てているようでした。








こんなひと株でした。
       
ハクモクレンの花芽(冬芽)について調べてみると、
冬芽は、外皮(毛皮のコート)を3枚重ねで着ているそうです。
つぼみがふくらむにつれ1枚ずつ脱ぎ捨て、3月頃に最後の1枚を脱ぎ、花を咲かせるそうです。
なので、写真3枚目までの花芽は、1枚目のコート(外皮)を脱いでいるところだったようです。

12月中頃までは暖かかったのでつぼみがどんどん大きくなったものと思われます。
といったことから、コートを脱いでみたものの、 急に冷えこみ、どかっと雪が降ったりして・・・
この花芽たちはびっくりしたことでしょう。
   
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野鳥たちの採食

2022-12-25 07:00:00 | 野鳥
雪がたくさん降って野鳥たちは困っているだろうな、と思っていましたが・・・
大丈夫でした。山や町にはたくさんの木の実がありました。
雪のやみ間のウォーキング中、ヒヨドリ、シロハラ、イソヒヨドりたちに出会いました。

その1 ヒヨドリの採食(昨日10:40頃撮影)





目の下の茶色の模様がヒヨドリの特徴のようです。この辺りでは留鳥です。

こんなネズミモチの木の実でした。

手前の大きな木はフウの木で、この陰に隠れながら写したのですが気づかれたようでした。

その2 シロハラの採食 (昨日10:43頃、同じネズミモチの木に飛んできたものです)




この2枚の写真は、動画から切り取ったものです。

他の枝に飛び移り、またすぐ飛び立とうとしている瞬間です。白い腹と尾がバッチリ写りました。

シロハラは、名前のとおり腹が白く、頭が灰褐色で、背中が茶褐色、くちばしの付け根とアイリングが黄色。
一番の特徴は尾羽の先端と両縁が白いことだそうです。

中国東北部やロシアから渡ってくる冬鳥だそうです。

その3 イソヒヨドリの採食 (昨日11:25頃撮影)


見えにくいですが、左下からジャンプし、見事キャッチしました。







動画から切り取った写真で、少しトリミングしています。

こんなピラカンサスの実でした。

イソヒヨドリは、磯近くに棲みヒヨドリに似ていることが名の由来で、留鳥です。
これはオスで、体の上面(背)は青藍色、下面(腹)が赤褐色のきれいな野鳥です。

動画1 シロハラがネズミモチの実を採食


動画2 イソヒヨドリがピラカンサスの実を採食
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冬至というのに、イチョウが!

2022-12-23 07:55:57 | 写真・花
昨日は冬至でした。というのに・・・
イチョウの黄葉が真っ盛りできれいでした。

昨日14:30頃、遠くから見えたので行ってみたものです。

ドームのような建物は安佐北区スポーツセンターです。
その左奥に黄色い大きな木が・・・

友廣神社(安佐北区可部南)というお宮の境内にそびえ立っていました。


直立したような大きなイチョウでした。
     

大きな鳥居の右の境内に、こんな低くて古い鳥居が!

元文二年と彫られていました。(元文2年は1737年で、285年前でした)
中央の碑の裏側に次のように記されていました。
「約300年前の元文年間に建立されたが、昭和18年の太田川の大洪水による災害で、
鳥居崩壊により氏子中に不安を与える現状に至り、安全な鳥居とした」

イチョウのそばに近づいてみると・・・




広島市指定の天然記念物でした。

「江戸時代の中頃に植えられたものかもしれません。
ここ中島は太田川と根の谷川に囲まれ、南に三篠川を含めた3本の川が合流する中州のため、
たびたび洪水の被害を受けてきました。このような状況の中で力強く生き抜いてきたこのイチョウの姿は、
私達に底知れない生命力の偉大さを教えてくれます。」
などと記載されていました。

そのパワーを頂きました。


神社なのに境内には鐘突堂もありました。


友廣神社の銘がありました。

明治になる前までは仏教と神道を一緒に祀っていた証がここには残っていました。

鐘突堂脇から眺めたイチョウです。

もう1本イチョウが立っていましたが、こちらは全て散っていました。

あちらこちらで見かけるイチョウは全て散っているようようです。
冬至の頃なのに、ここのイチョウは何で散らずに残っていたのか、???ですが、見事な姿でした。
なお、散ったばかりのきれいな葉がたくさん落ちていましたが、
昼過ぎ頃にはミゾレが降り、強い風が吹き荒れていたので、その際散らされたようでした。

今朝は雪が10㎝くらい積もっています。
雪をかむった黄葉を見てみたいものですが・・・




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ギョリュウバイ

2022-12-22 07:56:05 | 写真・花
梅の花に似た赤い小さな花が咲いていました。
ギョリュウバイ(檉柳梅又は御柳梅)という花です。
ギョリュウ(檉柳)とは、細い葉の針葉樹に似た観葉植物だそうです。

昨日10:30頃写したものです。








前の写真では大きく見えますが、これぐらいの小さな花です。


こんなひと株でした。




ギョリュウバイ(檉柳梅又は御柳梅)は、フトモモ科ギョリュウバイ属の常緑低木で、
ニュージーランドとオーストラリア南東部原産とか。
ギョリュウ(檉柳)に似ていて、花がウメに似ることからが名の由来だそうです。
この花から集めた蜂蜜はマヌカハニーと呼ばれているそうです。
マヌカハニーはピロリ菌駆除力・殺菌力を持ち、
民間療法で胃炎に対し効果があることが報告されているとか。
また、美肌にも良いとされ、
オイルマッサージ用のオイル、石けん、ローションなどの化粧品などにも加工されているとか。
皮膚の老化や紫外線、活性酸素によるシミ・ソバカスなどを予防できるそうです。
いい花ですね。
なお開花期は長く、日本では12月頃から初夏まで咲き続けるそうです。


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渡り鳥たちの楽園

2022-12-21 07:55:12 | 写真・花
昨日は久し振りに青空が広がりました。
ただ、気温は低くて日中でも手がかじかむくらいでした。
それでも、越冬に来ている水鳥たちにとって、この地方の川は楽園のようでした。

 昨日14:45~15:50頃、太田川高瀬堰の河川敷をウォーキングしました。

川沿いの遊歩道を歩いていると、次々と渡り鳥(水鳥)に出会いました。

最初に出会った「オオバン」。



オオバンはカモの仲間ではなく、ツルの仲間だそうです。

以下出会った順に列挙してみました。オカヨシガモのようでした。




ヒドリガモ




ヒドリガモとキンクロハジロ



キンクロハジロ



目が金色、体が黒、翼が白、これがキンクロハジロ(金黒羽白)の名の由来のようです。
冠羽があるのがオスのようです。

キンクロハジロとカンムリカイツブリ


カンムリカイツブリ 1羽だけでしたが・・・


少し離れたところで3羽が昼寝中のようでした。


この頃気温は7~8℃くらいでした。
山や草原の中などには雪が残っており、日は照っていても冷たくて手がかじかみました。
そんな寒さなのに、水面をゆらゆら、スイスイ、気持ちよさそうに泳いでいました。
厳寒の地から渡ってきた鳥たちにとっては楽園なのかも知れません(のように見えました)。


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