四季折々

~感じるままに~

イカルの採食

2023-01-16 07:56:13 | 写真・花
頭が黒く、クチバシが太くて黄色の野鳥に出会いました。
イカルという野鳥でした。

昨日10:30 頃、住宅街の公園で写したものです。





発見したときは5~6羽が群れて木の実のような物を探して食べていました。
樹木の陰に隠れながら5~6mくらいに近づいたところ、ほとんどが飛び立ち、1羽だけ残りました。
この1羽も私に気づいたようですが、堂々と採食していました。
なので、この3枚の写真を撮った後すぐ動画でも撮ってみました。

動画は約35秒です。クリックしてみてください。

サントリーの「日本の鳥百科」によると、
「全長23㎝。体は灰色で、翼、尾、頭上は青味のある黒色。大きな太い黄色のくちばし」
との説明がなされていました。

イカルは、日本・中国大陸の東部・朝鮮半島・シベリア南西部などに分布しているそうです。
日本では北海道・本州・四国・九州の山林(森林地帯)で繁殖し、
冬になると本州以南の暖かい地方(平野部)に移動して越冬するそうです。
冬以外は見たことがないので、越冬のため訪れているようです。
なお、今日は鳴き声は聞こえませんでしたが、
イカルという名前は鳴き声が「イカルコキー」と聞こえることに由来しているとか。
また、木の実をクチバシで廻したり転がしたりするため、
古くは「マメマワシ」や「マメコロガシ」などと呼ばれていたとか。



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ビワの花とメジロ

2023-01-15 07:51:55 | 写真・花
ビワの花を写していると、メジロが飛んできて蜜を吸い始めました。
つがいと思える2羽でした。ときに寄り添いながら仲がいいようでした。

昨日11:20頃でした。雨上がりの曇天でした。

花の少ない時期に花やつぼみをいっぱいつけているビワの木に出会いました。

飛んできた2羽は、最初は別々のところで蜜を吸い始めましたが・・・




時々仲よさそうに寄り添っていました。

ただ、近くから他の小鳥の鳴き声が聞こえていたためか、周りを警戒しているようでした。

こんな背の高い1本のビワでした。

小鳥の鳴き声には警戒しているようでしたが・・・
高いところで大丈夫と思ったのか、写している私の方は無警戒のようでした。

以上のメジロが写っている写真は動画から切り取ったものです。
動画は2分弱です。若干揺れていますが、クリックしてみてください。


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八手の花

2023-01-14 07:50:17 | 写真・花
花の少ない時期に、奇妙な形の花が咲いています。
ヤツデ(八手)の花です。
秋から冬にかけて咲くが故にこんな形になっているそうです。

昨日10:15頃写したものです。







こんな大株でした。
茎の先端に球形の花序(花の集団)をたくさんつけていて、全体で円錐状になっています。
この円錐状の下方から順番に開花するそうです。
一つの球形の花も一斉に咲くのではなく少しずつ咲いていくようです。
花が少ない時期なので、時間差で長期間に渡って咲き続け、虫にアピールしているのだそうです。

ヤツデ(八手)は文字どおり、葉を「手のひら」に例えたものだそうです。
ただ、七つか九つの奇数に裂けていて、八つに裂けることはないそうです。
ここの葉は九つでした。
「八手」の名になったのは、多いという意味と、末広がりで縁起がよいことからのようです。


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ヤブツバキの花

2023-01-13 07:55:03 | 写真・花
ヤブツバキ(薮椿)の花が咲いていました。
椿は、木へんに春。春の花のような名ですが、冬の花のようです。
ただ、今年広島辺りでは、平年よりかなり早い開花のようです。

昨日11:00頃写したものです。








名のとおり薮で咲いていました。

ざっと数えて12~13輪の花が咲いていました。つぼみは大小たくさんついていました。
ただ、まだ咲き始めて間がないようで、地上に散っている花は全くありませんでした。
このヤブツバキの開花は例年に比べるとかなり早いようでした。

気象庁(各地の気象台)では「生物季節観察」と称し、各種植物の開花日などの観察を行っています。
その対象の中に「つばき(ヤブツバキ)の開花日」がありましたが・・・
2020年に縮小され、外されたようです。ところが、実際には以後も試行調査の名目で観察はされているようです。
https://news.yahoo.co.jp/byline/moritamasamitsu/20210330-00229662
ただ、過去の統計の内容は、2019年までしか公表されていないようでした。
それまでの統計をみてみると、広島の平年の開花日は1月31日ということのようです。
それからみると、このヤブツバキは、平年よりかなり早く咲いたと思われました。
やはり、近年の気象はちょっと異常なようですね。
ちなみに、昨日の広島の最高気温は15:4℃、全国的にも春の陽気だったそうです。


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キンカンが鈴なり

2023-01-12 07:58:53 | 写真・花
今、あちこちで黄色に熟したキンカン(金柑)を見かけます。
そんな中、昨日見たキンカンは見事ななりっぷりでした。

昨日10:00前頃出会いました。


塀の上から道路にはみ出ていたので写させてもらいました。


近づいて見てみると、黄色に熟れている実、黄緑の実、緑の実が混ざっていました。





キンカンの花は春(5月頃)に咲き、結実できず、あるいは少ない場合は、夏にも秋口にも花が咲くそうです。
しかも、花後に結実しなければ、10日ぐらいの間隔で再び出蕾して咲くといった開花の仕方を数回繰り返すそうです。
こうしたことから、早く咲いたものは熟し、あとから花が咲き結実したものはまだ青いのだと思われました。
このキンカンも春だけではなく、何回も花を咲かせたのだろうと思いました。
それにしても、1本の木にこんなになるとは、いいですね。

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