図書館で岩波ジュニア新書を借りてきました。
本の名は 日本軍「慰安婦」にされた少女たち でした。
慰安婦問題が日韓の間で解決できていない問題として今も続いています。
一貫して「軍の関与を認めようとしなかった」日本政府の態度が問題をこじらせてきました。
日本の朝鮮支配の歴史、日本軍と慰安婦の関係やその歴史を当事者の方々の証言も交えて明らかにしています。
そして「大東亜共栄圏」の実態も告発しています。従軍慰安婦は韓国・朝鮮だけでなく中国、台湾、フィリピン、インドネシア、東チモール、マレーシア、オランダと日本が侵略して行った9か国すべてで徴用されました。
今、日本を再び戦前に戻そうとする人たちは、その事実さえを認めようとしていません。
侵略戦争に対する真摯な反省なくしては近隣国とのまともな友好関係は築けないと思います。私は、その実態を改めて学びました。
次も岩波ジュニア新書で新たな課題を学ぼうと思っています。
なお、この本を読んで朝鮮の歌で「故郷の春」と「鳳仙花」という曲があるのを知りました。
楽譜を知りたいのですが見つかりません。どなたか教えてください。