囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

懐かしい疎開地・・・

2025-01-08 14:14:43 | 囲碁きちのつぶやき

ネットでXを見ていたらこんな投稿に出会いました。

埼玉の地名で「この字読めますか?」と言うのです。これを見てとても懐かしく思いました。

私は、この地に1944年から46年まで2年程「縁故疎開」していました。「縁故疎開」と言う言葉自体がわかる方が少ないと思います。

太平洋戦争でアメリカ軍の空襲が激しくなり、東京にいられなくなりました。小学校高学年の生徒は学校単位で「集団疎開」しました。1年生だった私は母親の実家に疎開しました。そこが男衾でした。駅から4km離れた農家でした。そこで農作業の苦労を目の当たりにしました。米作り、麦踏、草刈り、炭焼きなどなど東京では体験できないことばかりでした。イナゴ、カエル、桑のみなども食べました。

アメリカ軍の機銃掃射や熊谷大空襲も見ました。

 今でも、平和が第一、米粒ひとつでも大事にする と言う私の生きざまの原点です。

池袋から寄居町に行く東武東上線の駅名です。

私の思い出の詰まった駅名です。

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