1月6日付けの東京新聞の「生活」の欄に「団地暮らし」の記事が載りました。
昭和の時代に出来た団地に若い方が入居し、活力を取り戻しつつある所もあるそうです。
私にとっては、団地と言えば「公団住宅」です。結婚後何回も抽選に外れた後、入居したのが住宅公団の1DKでした。4畳半のアパートから引っ越した時は夢心地でした。そして第1子も生まれました。
記事を見て懐かしさもあり録画してあったNHKの「団地のふたり」と言う番組を見ました。
全10話ですが、実に面白い番組でした。
親の代から団地に住んでいる娘ふたりが絶妙な演技で繰り広げる人生絵巻でした。
昔の団地生活を思い出すと共に、建て替え問題や新しい若い入居者のとの軋轢など、今現在の問題も手取り上げていました。
「公団住宅」は今や死語になりつつあります。
共助や公助は二の次、何でも「自助」です。
そして今や高層マンションは「億ション」と言われています。
私の若い頃は抽選に外れていましたが「公団住宅」に入れば子どもが持てる希望ももてました。
今の若い人で「億ション」に入れる方は限られていると思います。
これが「自助」「共助」「公助」の実態ではないでしょうか?