今日の東京新聞の「本音のコラム」です。私はこの欄から色々のことを学んでいます。
今回はカリフォニア州立大学助教授の大矢英代さんが書いています。
大学の教室から見えてきたものです。多くの若者はアメリカの銃規制に賛成しているが、中には銃規制に反対する声も多いと言います。その理由のひとつが「中国が攻めてきたときに役立つ」という声だそうです。その根底が中国に対する漫然とした恐怖です。現代戦争では無人機、ドローン、ミサイルの打ち合いであり、各家庭に銃があることは役立たない と大矢さんは言います。
翻って、日本も同じです。中国に対する恐怖から沖縄本島や西南諸島の自衛隊基地を強化し、ミサイルを配備しています。自衛隊幹部は靖国神社に公用車で参拝、大東亜戦争との言葉さえ使っているそうです。岸田首相は明治神宮に真榊を奉納する そんなことを繰り返しています。
中国は日本が再び「軍国主義の時代」に戻るのではと警戒します。
互いが漫然とした恐怖心を持つことはやめるべきだともいます。
私は、今こそ日本が憲法9条の精神に立ち返り平和外交に徹するべきだと思います。
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