山口県上関に関西電力が「使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設を造る計画が持ち上がっている」と新聞・テレビで報じられました。今日の東京新聞です。
上関は原発建設を巡り町民の意見が割れ、反対派、賛成派が長い間争っています。しかし、反対派は3割弱で劣勢ですが、それでも原発反対の旗を降ろしません。私は祝島の反対の運動を心から応援しています。
この新聞記事を読んで私が気にかけた箇所があります。原発計画は「推進派と反対派の対立などからほとんど進んでおらず、町などによると、西哲夫町長が中国電側に代替の地域振興策を要望していた」とあることです。
上関町も高齢化が進んでいるようですが、私は、原発の資金で地域振興を図るのは間違いだと思います。
それにしても思い出されるのが次の言葉です。
古い話ですが福井県敦賀市長の「原発は金になる」という言葉です。
正に、今だけ、金だけ、自分だけ の考え方です。
上関町が中間貯蔵施設設置の見返りの交付金を期待しているとしたら悲しいことです。