トランプ大統領が来日中は秋晴れで良かったですね。昨日はまたヘリの音が喧しかったのですが、あの時に横田から韓国に向けて離陸したんですね。で、ご常連さんからM-1が来ていましたね。M-1にしてはプリズムの腐食が無く、スローも止まらないので途中で修理を受けているでしょうね。高速シャッターでケラレがあるとのことです。気になったのはシャッターリングの回転が異常に重い、無理に回すと壊れそう。クリック機構の潤滑が切れるとなりますね。M-1の頃はレンズマウントのネジがスリ割りなので、強い緩み止めが塗布されているので分離が困難です。
バネの掛かりが外れています。
巻上げレバーのカニ目にキズがありますので分解歴ありです。
プリズム押えなどはM-1ですけど、露出メーターは以後のものでしょう。部品を組み合わせて組んでいるようです。
スローガバナーのカバーは接着が強くて分離が困難です。
先幕が遅いようですので、軸を点検すると一部に錆が発生しています。清掃と注油をしておきます。一般的にはリボンのところが紐ですね。これによって上下幅を詰めているわけですね。
ミラーボックスの作動部分にも注油をしておきます。
ははぁ、過去にも先幕のテンションを調整されていますね。あまり張りたくありませが最小範囲で張っておきます。
モルトは完全に劣化をして粉々・・
取り除いて新しいモルトを貼ってあります。
完全オリジナルでないのは残念ですが、外観はきれいなM-1ですね。