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昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

[お取り扱い注意!] (二)

2013-07-23 19:34:19 | 小説
映画の続きが気になった私は、封を開けることもなくテレビの前に戻った。 赤々と燃えさかるストーブが、私の体を暖めてくれている。 そして冷たいアイスを口にする私。 何という矛盾だろうか、何という贅沢だろうか。 . . . 本文を読む

[お取り扱い注意!] (一)

2013-07-22 20:11:02 | 小説
元旦に、突然届いた荷物。 日が経つにつれ、膨れ上がってきた。 中から出てきた物は……人形だった。 ======== 二〇一二年、元旦のこと。突然荷物が届いた。 「お荷物のお届けでーす。お取り扱い注意ですので、よろしくお願いしまーす。」 「元旦早々、ご苦労様です。」 . . . 本文を読む

「祭りの夜(改)」 二十八 (Last)

2013-07-21 13:17:47 | 小説
この作品は、リメイク版です。 五、六年前でしょうか?  HPに掲載した作品です。 子どもの正義感、というでもいうべき内容でした。 中坊時代の想い出として、高校時代に書き上げた物です。 今回、聡からの手紙という形で、少し話を膨らませました。 ---------- 神様のお許しを得たから、もう一度だなんて…。 でも、また生き返るつもりだったのだろうか。 一度リセットするつもりだったのかい?  . . . 本文を読む

わたしの見た、おフランス・パリcity (旅行記) 三十八

2013-07-21 13:15:31 | お出かけ
(三十八)どこをどう通ったのか、判然としません。順番がめちゃくちゃになるかもしれませんが、ご愛敬と勘弁して下さい。鏡の間という有名な、廊下というか大広間というか、だだっ広い空間に入りました。圧巻! のひと言です。右手から射し込む陽光、左手に設置してある大鏡の群。柱ごとに並べられた、彫刻の燭台(でしょうか?)の数。どれだけの費用を掛けたというのでしょうか。正直のところ、腹が立ってきました。ごった返す . . . 本文を読む

「祭りの夜(改)」 二十七

2013-07-20 20:28:42 | 小説
この作品は、リメイク版です。 五、六年前でしょうか?  HPに掲載した作品です。 子どもの正義感、というでもいうべき内容でした。 中坊時代の想い出として、高校時代に書き上げた物です。 今回、聡からの手紙という形で、少し話を膨らませました。 ---------- 「一生を病人で過ごして私に迷惑をかける位なら、と自殺を図ったんです。 この子は、あなたもご存じの通り。 とても気の優しい性格ですから。」 . . . 本文を読む

わたしの見た、おフランス・パリcity (旅行記) 三十七

2013-07-20 20:25:54 | お出かけ
突然に、豪華絢爛な広間が目に飛び込んできました。 と共に、人人人…です。 「見上げて下さーい」 説明がありましたが、首の痛みに気を取られて、覚えていません。 映画で観た気がするのですけど、高い台を造って寝そべって描いていましたよね。 大変な作業でしょう、実際のところ。 . . . 本文を読む

「祭りの夜(改)」 二十六

2013-07-19 21:03:28 | 小説
この作品は、リメイク版です。 五、六年前でしょうか?  HPに掲載した作品です。 子どもの正義感、というでもいうべき内容でした。 中坊時代の想い出として、高校時代に書き上げた物です。 今回、聡からの手紙という形で、少し話を膨らませました。 ---------- 「もういいのよ、聡くん。 もう頑張らなくても、いいんですよ。 待ってますからね。」 . . . 本文を読む

「祭りの夜(改)」 二十五

2013-07-18 21:58:19 | 小説
この作品は、リメイク版です。 五、六年前でしょうか?  HPに掲載した作品です。 子どもの正義感、というでもいうべき内容でした。 中坊時代の想い出として、高校時代に書き上げた物です。 今回、聡からの手紙という形で、少し話を膨らませました。 ---------- 「さとしちゃーん、さとしちゃーん! 戻ってらっしゃーい!」  今度は、お母さんの声だった。 ぼく、つい 「はーい。」って、答えちゃった。 . . . 本文を読む

わたしの見た、おフランス・パリcity (旅行記) 三十六

2013-07-18 21:56:26 | お出かけ
(三十六)お待たせしました。ベルサイユ宮殿は、パリの郊外にあるんですね。どの位でしたかね、時間は。結構、乗ってましたね。高速道路を走った筈です。近付くにつれて車線数が少なくなり、高速道路には感じられなくなった気がします。市街地の喧噪から離れて、田舎町の風情が漂ってきました。高速から下りると、道幅が広くて街路樹がたくさんでした。この道を、あのマリー・アントワネット王妃を乗せた馬車が走ったのでしょうね . . . 本文を読む

「祭りの夜(改)」 (二十四)

2013-07-17 20:38:47 | 小説
この作品は、リメイク版です。 五、六年前でしょうか?  HPに掲載した作品です。 子どもの正義感、というでもいうべき内容でした。 中坊時代の想い出として、高校時代に書き上げた物です。 今回、聡からの手紙という形で、少し話を膨らませました。 ---------- (二十四) ごめん、ごめん。 君が聞きたがっていること、そしてぼくが一番話したいことを、これから書くよ。 ぼくね、一度死んでるんだ . . . 本文を読む

「祭りの夜(改)」 二十三

2013-07-16 18:47:55 | 小説
この作品は、リメイク版です。 五、六年前でしょうか?  HPに掲載した作品です。 子どもの正義感、というでもいうべき内容でした。 中坊時代の想い出として、高校時代に書き上げた物です。 今回、聡からの手紙という形で、少し話を膨らませました。 ---------- 中学時代、虚無感に襲われていたぼくでした。 父親の浮気問題で家庭が壊れちゃっててね。 食卓にね、何日も帰ってこない父さんの分まで用意する母さんなんだ。 そして毎晩、ぼくに「お父さんはね、あなたを捨てたの。」って、言うんだ。 . . . 本文を読む

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