映画の続きが気になった私は、封を開けることもなくテレビの前に戻った。
赤々と燃えさかるストーブが、私の体を暖めてくれている。
そして冷たいアイスを口にする私。
何という矛盾だろうか、何という贅沢だろうか。
. . . 本文を読む
元旦に、突然届いた荷物。
日が経つにつれ、膨れ上がってきた。
中から出てきた物は……人形だった。
========
二〇一二年、元旦のこと。突然荷物が届いた。
「お荷物のお届けでーす。お取り扱い注意ですので、よろしくお願いしまーす。」
「元旦早々、ご苦労様です。」
. . . 本文を読む
この作品は、リメイク版です。
五、六年前でしょうか?
HPに掲載した作品です。
子どもの正義感、というでもいうべき内容でした。
中坊時代の想い出として、高校時代に書き上げた物です。
今回、聡からの手紙という形で、少し話を膨らませました。
----------
神様のお許しを得たから、もう一度だなんて…。
でも、また生き返るつもりだったのだろうか。
一度リセットするつもりだったのかい?
. . . 本文を読む
(三十八)どこをどう通ったのか、判然としません。順番がめちゃくちゃになるかもしれませんが、ご愛敬と勘弁して下さい。鏡の間という有名な、廊下というか大広間というか、だだっ広い空間に入りました。圧巻! のひと言です。右手から射し込む陽光、左手に設置してある大鏡の群。柱ごとに並べられた、彫刻の燭台(でしょうか?)の数。どれだけの費用を掛けたというのでしょうか。正直のところ、腹が立ってきました。ごった返す . . . 本文を読む
この作品は、リメイク版です。
五、六年前でしょうか?
HPに掲載した作品です。
子どもの正義感、というでもいうべき内容でした。
中坊時代の想い出として、高校時代に書き上げた物です。
今回、聡からの手紙という形で、少し話を膨らませました。
----------
「一生を病人で過ごして私に迷惑をかける位なら、と自殺を図ったんです。
この子は、あなたもご存じの通り。
とても気の優しい性格ですから。」 . . . 本文を読む
突然に、豪華絢爛な広間が目に飛び込んできました。
と共に、人人人…です。
「見上げて下さーい」
説明がありましたが、首の痛みに気を取られて、覚えていません。
映画で観た気がするのですけど、高い台を造って寝そべって描いていましたよね。
大変な作業でしょう、実際のところ。 . . . 本文を読む
この作品は、リメイク版です。
五、六年前でしょうか?
HPに掲載した作品です。
子どもの正義感、というでもいうべき内容でした。
中坊時代の想い出として、高校時代に書き上げた物です。
今回、聡からの手紙という形で、少し話を膨らませました。
----------
「もういいのよ、聡くん。
もう頑張らなくても、いいんですよ。
待ってますからね。」 . . . 本文を読む
この作品は、リメイク版です。
五、六年前でしょうか?
HPに掲載した作品です。
子どもの正義感、というでもいうべき内容でした。
中坊時代の想い出として、高校時代に書き上げた物です。
今回、聡からの手紙という形で、少し話を膨らませました。
----------
「さとしちゃーん、さとしちゃーん! 戻ってらっしゃーい!」
今度は、お母さんの声だった。
ぼく、つい
「はーい。」って、答えちゃった。
. . . 本文を読む
(三十六)お待たせしました。ベルサイユ宮殿は、パリの郊外にあるんですね。どの位でしたかね、時間は。結構、乗ってましたね。高速道路を走った筈です。近付くにつれて車線数が少なくなり、高速道路には感じられなくなった気がします。市街地の喧噪から離れて、田舎町の風情が漂ってきました。高速から下りると、道幅が広くて街路樹がたくさんでした。この道を、あのマリー・アントワネット王妃を乗せた馬車が走ったのでしょうね . . . 本文を読む
この作品は、リメイク版です。
五、六年前でしょうか?
HPに掲載した作品です。
子どもの正義感、というでもいうべき内容でした。
中坊時代の想い出として、高校時代に書き上げた物です。
今回、聡からの手紙という形で、少し話を膨らませました。
----------
(二十四)
ごめん、ごめん。
君が聞きたがっていること、そしてぼくが一番話したいことを、これから書くよ。
ぼくね、一度死んでるんだ . . . 本文を読む
この作品は、リメイク版です。
五、六年前でしょうか?
HPに掲載した作品です。
子どもの正義感、というでもいうべき内容でした。
中坊時代の想い出として、高校時代に書き上げた物です。
今回、聡からの手紙という形で、少し話を膨らませました。
----------
中学時代、虚無感に襲われていたぼくでした。
父親の浮気問題で家庭が壊れちゃっててね。
食卓にね、何日も帰ってこない父さんの分まで用意する母さんなんだ。
そして毎晩、ぼくに「お父さんはね、あなたを捨てたの。」って、言うんだ。
. . . 本文を読む
ダ・ヴィンチ、レオナルド・ダ・ヴィンチですね?
正直、わたし、あの人、嫌いなんですよね。
あんな天才って、居るんですかねえ。
二人か三人で創り上げた、架空の人物じゃないんですか?
. . . 本文を読む