11日(水)。昨日の日経朝刊の文化欄にべネズエラ出身の指揮者グスターボ・ドゥダメルのインタビュー記事が載っていました 彼は今、ミラノ・スカラ座公演を指揮するため来日中です。インタビューの中で、彼は次のように語っています
「世の中にはいまも、『国境』が増え続けている 言葉の壁を逃れられる僕たち音楽家が、その橋にならなければ
音楽だけが、常に再生されながら時代を超え、平和のもとに誰しもをシンプルに結びつけることのできる唯一の芸術なのだから
」
1981年生まれといいますから現在32歳の若さです。ベルリン・フィルも振ったし、現在は米ロサンゼルス・フィルの音楽監督を務めています。”増え続ける国境”を若さあふれる音楽の力で突破してほしいと思います。今後の活躍を期待します
閑話休題
本を2冊買いました 1冊目は東川篤哉著「殺意は必ず三度ある」(光文社文庫)です。東川篤哉は「完全犯罪に猫は何匹必要ですか?」、「ここに死体を置かないでください!」など、すっとぼけたタイトルで推理小説を書きまくっている”ユーモア・ミステリーの雄”です
今回も期待を裏切らないことを祈りつつ買いました
もう2冊目は近藤史恵著「ダークルーム」(角川文庫)です 近藤史恵は2008年に「サクリファイス」で第10回大藪春彦賞を受賞して話題をさらった作家です。この本には8つのミステリが収められています
どちらもこのブログで内容をご紹介します