13日(金)。昨日は辻堂の叔父の通夜があるため会社を早退し、今日は忌引き休暇を取りました。今日の告別式が朝早いので昨夜は辻堂駅近くのホテルに泊まりました まだ、母の葬儀を済ませてから1か月も経っていないうちに、次の葬儀があるとは思ってもみませんでした
今年の夏は例年より暑さが厳しかったことが影響したのかも知れません。亡くなった叔父は海軍兵学校を出てからT大で海洋船舶工学を学びM重工を経て静岡県のM造船の社長を務めた人ということもあり、戒名に「舶」と「洋」の字が使われていました
葬儀は身内だけの家族葬で、葬式・告別式・火葬場での骨上げ式・初七日の法要・精進落としと続き、辻堂を出たのは午後3時を回っていました 高齢者の死を人はよく”順番”と言いますが、顔見知りの人の死には、やはり寂しいものがあります
閑話休題
昨日の朝日と日経の案内広告欄に「ルツェルン祝祭管弦楽団公演中止のお知らせ」が載っていました それによると、10月にサントリーホールで予定していたルツェルン祝祭管弦楽団の来日公演は、指揮者クラウディオ・アバドの健康上の理由により中止となり、チケットの払い戻しはKAJIMOTOまたは買い求めたプレイガイドで応じるとのことです
この公演については8月13日のtoraブログで、その入場料金の高さを批判しました ウィーン・フィルが同じサントリーホールでS席35,000円なのに、なぜルツェルン祝祭管弦楽団がS席45,000円なのか
だれがこんな高額なコンサートに行くのか
というのが趣旨です
「お知らせ」では中止の理由を指揮者アバドの”健康上の理由”としていますが、私は非常に怪しいと思っています あまりにもチケット代が高すぎて、思うようにチケットが捌けず、このままいけば採算割れになると判断したのではないか、と思います
本当に健康上の理由だとしても、チケット代が高いことに変わりはありません。日本は格好のクラシック音楽市場と言われているようですが、こんなことを続けていたら心ある日本のクラシック音楽愛好家は外来音楽家の公演からそっぽを向くようになります
現に私はオペラでもないのに、こんなアホな料金設定のコンサートには絶対行きません。呼び屋さんには猛省を促したいと思います
も一つ、閑話休題
新国立オペラの年間会員になって10年位になります。運営事務局のジ・アトレから「ポイントアップ・サービス」のアイテムであるプログラム引換券5枚とともに、抽選アイテムのゲネプロ・舞台稽古見学当選通知が送られてきました
ゲネプロは来年3月に上演されるコルンゴルトのオペラ「死の都」のもので、日程は3月9日(日)となっています時間は未定とのことですが、当たってラッキーでした
このオペラとその舞台裏を観てみたいと以前から思っていたので、とても嬉しい知らせでした