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人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

東川篤也著「殺意は必ず三度ある」(光文社文庫)を読む~強引とも言えるトリック!

2013年09月17日 07時00分25秒 | 日記

18日(火)。昨日は大型台風18号が日本列島を縦断し関東地方を通過したため、午前中から強い風雨が吹き荒れていました 雨が小降りになったのを見計らってマンション1階のコンビニに買い物に出た以外は、一日中家で本を読んで過ごしました。夕方には”台風一過”、美しい夕焼けが見られました

今朝は、朝6時の気温が21度。肌寒いくらいの涼しさ。9月に入って最低気温だと思います これで昼間に暑くならなければ本格的な秋の到来になるのですが・・・・・・・・・・さあ、どうでしょうか

 

  閑話休題  

 

東川篤也著「殺意は必ず三度ある」(光文社文庫)を読み終わりました 東川篤也といえば「密室の鍵貸します」「密室に向かって撃て!」「完全犯罪に猫は何匹必要か?」「ここに死体を捨てないで下さい」など、すっとぼけた味の推理小説を書くユニークな作家です

常敗チームである鯉ヶ窪学園野球部のグラウンドからベースが盗まれた 同学園の探偵部の面々も事件解決に挑むが思うように行かない。その1週間後、ライバル校・飛龍館高校との対抗戦のさなかに、野球部監督の死体がバックスクリーンで発見された 傍らには何故か盗まれたベースとグローブとボールが置いてあった。その後、高校の関係者・竜ヶ崎賢三が殺され、次いで家政婦・吉野も殺されそうになる。そこにもベースが置かれていた。果たしてこれは”見立て殺人”なのか だれがどういう動機で監督を殺したのか・・・・・・

われわれ素人では考えもつかない、強引とも言えるトリックで犯人は関係者を騙しました 読んだあと「そんなのアリ」と思わず叫びたくなったことを告白しなければなりません

 

          

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