5日(木)。昨夕、当ビル10階の「レストラン・アラスカ」で、当ビル8階に入居しているGさんの「事務所開設10周年記念&卒寿記念パーティー」が開かれ、BGM担当として出席しました Gさんは大手総合商社N社の副社長を務めた経歴の持ち主なので、商社関係、大学同窓会関係、テナント関係等、幅広い交友関係者が約130人集まりました
このところ公私ともに多忙のため BGM選曲のための時間が取れず、朝まで迷った結果、「アダージョ・カラヤン」と「ワルツ・カラヤン」の2枚のCDを選びました
「アダージョ~」の方は、マーラーの第5交響曲から第4楽章「アダ―ジェット」、パッヘルベルの「カノン」、マスネの「タイスの瞑想曲」、アルビノ―二の「アダージョ」などが、「ワルツ~」の方は、ウェーバーの「舞踏への勧誘」、ベルリオーズの「幻想交響曲」から「舞踏会」、チャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」から「ワルツ」などが収録されています
会はパーティー独特のなが~い挨拶が続き、開演後40分近くなってやっと乾杯になりました 商社マンというのは辛抱強い人たちなのだな、とあらためて感心した次第です
ジャズボーカルあり、飛び入りの歌あり、黒田節の熱唱あり、救急車の要請ありの賑やかな会でした
司会を務めた当社OBのSさん、準備の要となったE部長、受付を担当した若手のT君とK君、そして、何故かS建設の巨艦Fさんと、隣のIビル地下のベトナム料理YBで軽く打ち上げをやりました
閑話休題
昨日の日経朝刊「文化欄」に、3日のブログで紹介した映画「少女は自転車にのって」を監督したサウジアラビア初の女性監督ハイファ・アル=マンスールさんがエッセイを寄せています。超訳すると
「2005年に米国人と結婚、オーストラリアに移ってシドニーで映画を学んだ。『少女は~』の映画には自分自身の体験が反映されている。実人生で会った人が登場人物のモデルになっている 資金集めに難航したが、ドイツの製作会社とサウジのアルワリード王子が率いる娯楽大手ロタ―ナが出資してくれた
ドキュメンタリータッチにするため、すべてロケ撮影とした
リヤドでは、保守的な地域の住民はカメラを回すことさえ許さない。男女が一緒にいられない場所では、バンの中から無線で演出した
その一方で撮影を歓迎し、大皿にのった羊一匹を差し入れてくれた地域もあった。サウジの社会も変わってきた。女性の活躍の場は着実に広がっている。芸術家として妥協せず、でも出自を忘れずに、少しずつ進んでいけるような作品を作っていきたい
」
マンスールさんには、これからもサウジにおける女性の地位向上を後押しするような映画を是非作って欲しいと思います
も一度、閑話休題
読売新聞東京本社の新社屋が完成し、来年1月6日から開業しますが、建物の4~5階に「よみうり大手町ホール」が出来ました 客席数501は内幸町のイイノホールとほとんど同じです
現在「よみチケ」(よみうりチケット)を通じて来年6月以降の主催公演のチケットが発売されています 一度、どんな音響効果を持った会場かを確認したいと思い、さっそく6月24日(火)午後7時からの「ストラディバリウスの響き」コンサート(@6,000円)を予約しました
最初に「よみチケ」のホームページに会員登録(無料)して、目的のコンサートを選び、画面上で座席指定をして、支払方法の「セブンーイレブンで支払」を選び、払込票番号の書かれたページをプリントアウトしました。そこに書かれた料金明細(下)を確認してみてびっくりしました
〔料金明細〕
〇チケット料金:全席指定 1枚 計6,000円
〇システム利用料:210円×1枚 計210円
〇発券手数料: 105円×1枚 計105円
〇特別販売利用料:500円×1枚 計500円
〇決済手数料:210円
〇合計金額:7,025円
つまり、6,000円のチケット1枚を買うのに手数料が1,025円もかかるということです これがクレジット・カード決済ならばもっと割安になるのでしょうが、私はクレジットカードは使用しない主義なので、セブン―イレブンを通じてチケットを受け取る方法を選んだのです
その結果がこれです。「チケットぴあ」の店頭で同じコンサートのチケットを買う場合は6,000円+105円で計6,105円で済むはずです
クレジット・カードを使わない限り、この料金システムでは、もう利用する気持ちにはなれません よほど何が何でも手に入れたいチケット以外は店頭販売で買うしか考えられません