goo blog サービス終了のお知らせ 

人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

ウッディ・アレン監督映画「ローマでアモーレ」を観る~シャワーを浴びながら歌うプッチーニのアリア

2013年12月21日 07時00分46秒 | 日記

21日(土)。昨夕、若手2人を含めた4人でHCビル地下のKBで飲みました というのは、KBからお歳暮のミカンが大量に届いたので、行かざるを得なくなってしまったのです KBに着いて、いつものように奥の個室に行こうとすると、ママさんから「今日は予約でいっぱいなので・・・」と言われ、隅っこの席で飲むことになりました 商売繁盛、ご同慶の至りです。当ビル地下の2軒の焼鳥屋もあやかりたいところです 結局2時間半ほど日本酒を熱燗で飲んでクダをまいて撤退しましたが、ママさんが気を使ってくれて出身地・茨城県の奥久慈名産・舟納豆をお土産に持たせてくれました。粘り強い交渉の結果、とは言いません

 

          

 

  閑話休題  

 

18日、飯田橋のギンレイホールで映画「愛さえあれば」と「ローマでアモーレ」の2本立てを観ました。ここでは「ローマでアモーレ」について書きます

「ローマでアモーレ」は2012年ウッディ・アレン監督によるアメリカ・イタリア・スペイン合作映画です この映画はローマを舞台に4つのエピソードが同時進行します

ローマの娘のところにアメリカから飛んできたオペラ演出家夫婦のひと騒動、恋人の親友に夢中になってしまう建築家の卵、田舎から上京中にちょっとした行き違いから大騒動に巻き込まれる新婚夫婦、ある日突然有名人になり、パパラッチに追いかけられる羽目になる平凡な中年男・・・・・・・これらの物語が美しいローマの街並みを背景に展開します

 

          

 

このうちクラシック音楽が出てくるのは、もちろんオペラ演出家(ウッディ・アレン)が登場するエピソードです

ローマで道に迷って現地のイケメンに道を案内してもらううちに婚約まで至った娘のところに、両親がアメリカから飛んできます 父親役が現役を退いたオペラの演出家を演じるウッディ・アレンです。娘の婚約相手の父親は葬儀屋さんですが、シャワーを浴びながら歌うプッチーニのオペラ「トゥーランドット」のアリア「誰も寝てはならぬ」を偶然聴いて、オペラ演出家魂が再燃します。葬儀屋をオペラ界に進出させもうひと花咲かせようと企んでオーディションを受けさせますが、本人は上がってしまい失敗します 妻から「だれだってお風呂にいる時に歌えば上手に聴こえる」と言われて、一計を案じます 舞台に登場した葬儀屋の前に臨時シャワーユニットが出現し、シャワーを浴びながらピアノ伴奏に合わせて「誰も寝てはならぬ」を熱唱すると、信じられないくらいの拍手喝さいを受けます

ついにはオペラ劇場でプッチーニのオペラ「道化師」のアリア「衣装を付けろ」をシャワーを浴びながら熱唱すると、会場は興奮の坩堝と化しスタンディングオベーションが続きます 実はこの葬儀屋、ファビオ・アルミリアートという本物のテノール歌手です したがって映画の中でシャワーを浴びながら歌っている歌はアフレコではありません

この映画のもう一つの魅力は、新婚夫婦のエピソードに出てくるコールガール役のペネロぺ・クルスのボディコン姿。最高にセクシーです 2010年公開映画「抱擁のかけら」で見せたシリアスな役柄とは全く正反対の役柄ですが、どちらも魅力たっぷりです

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする