18日(水)。昨夕、HCビル地下の割烹Uで、当ビルの有力テナントC社の幹部3人と当社の3人(前日と同じメンバー)とで忘年会を開きました 電力の安定供給から名古屋近辺における結婚式の引き出物に至るまで、深刻に、かつ和気藹々と2時間を過ごしました。前日に続いてX部長が2次会の誘惑を乗り越えて踏みとどまった結果、無事に9時解散となりました。C社のNさん、Mさん、Nさん、お疲れさまでした
今年も今日を含めてあと2週間 12月はどこのコンサート会場も「第9」ばかりで、聴くべきコンサートが極めて限られてしまいます。私も先日の東京フィルに次いで東京交響楽団の第9を聴きますが
いまだに迷っているのは31日の「ベートーヴェン交響曲全曲演奏会」(東京文化会館大ホール)と同日の「ベートーヴェン弦楽四重奏曲9曲演奏会」(同・小ホール)です
前者の演奏は小林研一郎指揮岩城宏之メモリアル・オーケストラ(コンマス:N響首席・篠崎史紀)で13時から23時45分まで、後者の演奏は古典四重奏団、ルートヴィヒ弦楽四重奏団、クァルテット・エクセルシオで14時から21時30分までのマラソン・コンサートです
両方とも、もう切羽詰っているので良い席は残っていないと思うし、午後早々から夜遅くまでかかるので、1年の最後の日に家族で年越しそばを食べられなくなってしまいます それだけは避けたいので、途中まで聴いて帰ってこようかと思いますが、聴きたい曲はプログラムの後半の方に集中しています
迷いに迷うなあ・・・・・・
閑話休題
泡坂妻夫著「しあわせの書~迷探偵ヨギ ガンジーの心霊術」(新潮文庫)を読み終わりました この本は、11月5日にNHKラジオ第1「ラジオ深夜便」でスポーツ・コメンテーターの益子直美さんが紹介したところ、1987年発表の本書がネット書店のアマゾンで総合1位に躍り出たという恐るべき反響を呼んだ本です
宗教団体”惟霊会”が発行する「しあわせの書」を偶然手に入れたことから、ヨガと奇術の達人ヨギ ガンジーとその仲間は、教祖継承問題に巻き込まれていきます 41字詰15行組みの何の変哲もない文庫サイズの「しあわせの書」には、ある者の企みが隠されています
紙の本でなくては不可能なトリックにガンジーたちは翻弄されますが、ついにその秘密を解き明かし、”惟霊会”の跡継ぎ問題を解決します
著者の泡坂妻夫は故人ですが、昭和62年に発行した本書が26年後の平成25年に大ブームを呼び起こしていることを知ったら、あの世で驚いていることでしょう