人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

モーツアルト「ピアノ四重奏曲第1番、第2番」他・室内楽コンサートのチケットを買う

2015年04月15日 07時10分07秒 | 日記

15日(水)。わが家に来てから189日目を迎え,室内をパトロールするモコタロです 

 

          

           怪しい人物はいないか・・・・いた! おっと,ご主人か

 

  閑話休題  

 

先日,当ブログの読者Nさんから「22日のN響定期公演に行けなくなったので,都合がつけばチケットを譲ります」というメールをいただきました プログラムは大好きなシューマンの「ピアノ協奏曲」とブルックナーの「交響曲第4番」です 幸いその日は何の予定も入っていなかったので,「是非行かせていただきたい」と返信しました

昨夕,Nさんがそのチケットの受け渡しのためわざわざ当ビルまで出向いてくださったので,お礼方々地下の焼鳥0で飲むことにしました さっそく22日のチケットをいただき,生ビールを飲みながら音楽談義に花を咲かせました 重力に逆らえないかのように落ちてきた記憶力をフルに作動させて断片的に思い出すと,こんな会話をしていました

Nさん:作曲家ではブルックナーが苦手です

トラ:ブルックナーのコンサートでは,いつものコンサートと違って,男子用トイレに長蛇の列が出来ます.女性でブルックナーが好きだという人はあまりいないと思いますよ

Nさん:マーラーはブルックナーほど苦手ではないんですが・・・・ところでワーグナーはどうですか?

トラ:以前はあまりの長さに退屈でお尻が痛くなって困ったのですが,最近は少しずつ良さが分かってきたような気がします

Nさん:いま注目のアーティストは,やっぱりカノンちゃんですか?ブログに松田華音は凄いと書いていましたが・・・・今の時代,ロシアに留学するのは珍しいですよね

トラ:松田華音はCDで聴いて凄いと思って,リサイタルを聴いたのですが,実力は本物でした.とにかく凄かったです 確かに今の時代,ロシアへの留学は珍しいですね

Nさん:彼女の母親もロシアに付いて行ってるんですよね.

トラ:そうです.母親のブログを見ましたが,凄いです.娘の才能を伸ばすためにロシアに付いていくのって,かつての五嶋みどりの母子みたいです

Nさん:知人に,息子のために全財産を投げ打って音楽の教育を受けさせたという人がいますが,どこまで子供のためにやるかって線引きが難しいですよね

トラ:たしかNさんのご子息も今,アメリカの音楽学校で学んでおられるのですよね

Nさん:そうです.音楽学校に通うというよりも〇〇先生に付いて学ぶということですが アメリカの音楽学校はジュリアードにしても,どこにしても,とくに弦楽器では中国,韓国系の生徒が圧倒的に多いのが現状です

トラ:アジア系のクラシック界への進出は凄いですよね

Nさん:東響のミューザ川崎「名曲シリーズ」は会場が遠いので会員を止めました.代わりに読響サントリーホール・シリーズの定期会員になりました ただ先日の新年度第1回目のコンサートには行けませんでした  (注)プログラムの一つは”苦手な”ブルックナー!

トラ:これからはサントリーホールでお目にかかることがあるかも知れませんね 

という感じで,刺身や焼鳥を食べながら楽しく懇談しましたが,あっという間に2時間半が過ぎ去りました Nさん,昨夕はありがとうございました.22日のコンサート,楽しませていただきます

 

  も一度,閑話休題  

 

昨日,家に帰ったら新日本フィルから2015-2016シーズンの定期演奏会連続券が届いていました 現在はトりフォニーシリーズ第2夜の会員ですが,次期は上演プログラムを比較した結果,サントリーホールシリーズの会員にシフトすることにしました 1月度の定期演奏会は読響アンサンブルシリーズとダブっているので,新日本フィルの振替制度を利用してトりフォニーシリーズに振り替えようと思っています

 

          

 

  さらに,閑話休題  

 

4月24日(金)午後7時からJTアートホール”アフィニス”で開催される「室内楽コンサート」のチケットを買いました プログラムは①モーツアルト「ピアノ四重奏曲第2番変ホ長調K.493」、②シューベルト「アルペジオーネ・ソナタ」、③ブラームス「ピアノ四重奏曲第1番ト短調」です。出演はヴァイオリン=加藤知子、ヴィオラ=佐々木亮、チェロ=木越洋、ピアノ=中井恒仁です 全自由席で5,000円。つい最近までこのコンサートがあるのを知りませんでした

 

          

 

  最後の、閑話休題  

 

昨日聴いたCDは「スヴァトスラフ・リヒテル 幻のカーネギー・ホール・ライブ1960 第4夜」です 収録曲目は①ベートーヴェン「ピアノ・ソナタ第7番」,②シューマン「ノヴェレッテ」より第1,第2,第8番,③ラフマニノフ「前奏曲」より作品23-1、作品32-9、10,12、作品23-8、作品32-1,2,6,7、作品23-2,(以下アンコール)④ラフマニノフ「前奏曲」作品23-4,5,7、⑤ショパン「練習曲”別れの曲”」,⑥同「マズルカ」より作品24-2,⑦ドビュッシー「映像第2集から第1曲」,⑧プロコフィエフ「シンデレラ」から3つの小品・作品95第2曲「ガヴォット」です

その当時、ベートーヴェンのピアノ・ソナタを演奏するのに第7番を選ぶ人はそれ程いなかったのではないかと思われます 演奏はとても新鮮です ただ、この日のメインはやはりラフマニノフの前奏曲でしょう。10曲演奏していますが、最後の変ロ長調作品23-2で演奏の頂点を築き上げるかのように爆発します これがリヒテルだと言わんばかりの爆演です

驚くのは、この日1960年10月28日のコンサートで、リヒテルはこのCDに収録されていないラヴェルの「鏡」とショパンのマズルカ作品15を含めて9曲ものアンコールを演奏していることです よほどこの日の聴衆の反応が熱狂的だったのでしょう。それは決して鮮明とは言えない録音からも伝わってきます

 

 

         

 

コメント
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