9日(火)。先日、「フィッシングメールが届いたので注意を!」というブログを書きましたが、昨日 また性懲りもなく同様の詐欺メールがスマホのショートメッセージに届きました 今回も宅配業者の不在通知を語る次のようなメールです
「お客様が不在の為お荷物を持ち帰りました。こちらにてご確認ください Z-3p.yu○○〇.com?xxiw」
今回はスマホにインストールしてあるウイルス〇〇ターズの機能が働き、「このWebサイトは、安全でない可能性があります。この画面を閉じてください」と表示されました したがって、開けようとしても開かないので内容は確認できませんでした しかし、内容は容易に想像がつきます。最終的にはクレジットカードの番号を聞き出すもので、何らかの支払いを要求するものです 皆さん、働かないで金儲けしようとする人間のクズが仕掛けてくる こうしたアホなフィッシングメールに引っかからないように注意しましょう
ということで、わが家に来てから今日で3038日目を迎え、韓国では7日、いわゆる”統一教会”の合同結婚式が行われ、同時に韓鶴子総裁肝いりで建設された新たなランドマーク「天苑宮」がお披露目されたが、20年間教団に所属していた元幹部の櫻井氏によると、総工費500億円の多くは日本の信者からの献金で賄われている というニュースを見て感想を述べるモコタロです
信者の家庭を崩壊させて 新宮殿を建てるなど似非宗教だ! 宗教法人の資格なし!
昨日、夕食に「シメジとほうれん草のスパゲティ」を作りました これは、これまで2度作った「お肉やわっやわ鶏のガリチー煮」のソースがあまりにも美味しかったので、そのソースだけを作ってスパゲティ・ソースにしたのです あとは「アスパラとドライトマトとウインナのスープ」を作り、チーズと生ハムをワインのおつまみにして、娘が仕入れてきた「食べるオリーブオイル」「ビーフレバー」をバタールにぬっていただきました はっきり言って食べ過ぎです
早稲田松竹でクレール・ドゥ二監督による1994年製作フランス映画「パリ、18区、夜。」(109分)を観ました
パリの夜明け。遙かリトアニアから少女ダイガ(カトリーナ・ゴルべヴァ)が叔母ミナ(イリーナ・グレビナ)を頼ってソ連製のポンコツ自動車を走らせてやって来る 持ち物は なけなしの金と、沢山のタバコと、たった2件の電話番号だけ パリで大女優になることを夢見て、すべてを処分して長い道のりを旅してきたのだった ダイガが身を寄せるのは18区の安いホテル。そこには毎夜ナイトクラブに出入りするカミーユという女の名を持つゲイの青年(リシャール・クルセ)が、ラファエル(バンサン・デュポン)という愛人と暮らしていた しかし、2人がフランス中を戦慄させている独り暮らし老女連続殺人事件の犯人だとは誰も知らない ただ一人ダイガだけが、ふとした偶然のきっかけから彼らの正体を知る最初の人物となる 彼女はホテルの清掃係として雇われ、カミーユの部屋で老女から盗んだ宝石類を見つけていたのだった 死んだと思った老女が奇跡的に息を吹き返したことから、似顔絵が作られカミーユは指名手配される そして彼はパトロール中の警察官から職務質問を受けて警察署に連行され、抵抗することなく一連の犯行を自供する その頃、ダイガはカミーユの部屋に忍び込んで、隠されていた大金を盗んで旅立つのだった
本作は、女性監督クレール・ドゥ二が、1987年に実際に起きた老女殺人事件をベースにしながら、パリの中でも人種と社会の坩堝である18区に生きる人々の孤独な素顔を描いた群像劇です
映画の冒頭シーンが印象的です 2人のヘリ操縦士が下品に大笑いしています 壁にはヌードプロマイドが飾られています。そしてカメラはパリの街を見下ろしながら「この映画は、この街で生活する”シスヘテロ白人男性以外の人々”を描くものです」とテロップが出てきます 「シスヘテロ」とは「シスジェンダー」と「ヘテロセクシャル」を合成した略語で、セクシャル・マイノリティーに対して性的多数者を指します つまり性的少数者のゲイであるカミーユを主人公として描いた映画であることを意味しています
ダイガを演じたカトリーナ・ゴルベヴァが魅力的です 1966年ロシア出身といいますから、撮影当時28歳です。残念ながら2011年に44歳で亡くなったそうです
本作は、ミステリータッチではあるものの、ダイガとカミーユの絡みがほとんどなく、物足りなさを感じました 唯一の接近シーンは、街でカミーユを見かけたダイガが彼のあとをつけていき、カフェでビールを立ち飲みしているカミーユの隣でコーヒーを飲む場面ですが、結局 ダイガは彼に話しかけません この時彼女が彼に声をかけていたら全く別のストーリー展開になっていたと思います