レイキャビク西街ひとり日誌 (Blog from Iceland)

北の小さな島国アイスランドはレイキャビクの西街からの、男独りブログです。

Blue Bloods

2015-11-15 05:00:00 | 日記
レイキャビクとその近郊の教会巡りの巡礼を続けてきましたが、飽きたので今回は別の話題です。

正直に言いますが、最近仕事で手一杯でブログのために何かを調べるような時間的ゆとりがなかったのです。ですが教会に関することならそう苦労せずに書けるので、教会巡りでしのいできたわけです。

あんちょこなトピックの設定ですが、まあ教会を一覧するのも確かにレイキャビクの楽しみ方のひとつにはなると思いますので、ご勘弁を。

さて今回は話題を変えつつも相変わらずあんちょこなトピックです。「最近はまっているテレビ」(*^^*)

「仕事で手一杯でもテレビを観ることができるのか?」と言われそうですが、これは実はテレビのシリーズのDVDで、私は気に入ったテレビや映画は百回でも繰り返して観れる派なのです。

「観る」といってもじっと見入るわけではなく、仕事上の書き物や調べ物をしながら同じ話しを繰り返して観る、という「ながらリピーター」的鑑賞です。

で、ここのところまったくはまっているのがNYPDもので「Blue Blodds」というCBSテレビのシリーズです。アメリカでは今年6シーズン目を迎えています。

日本ではまだオンエアされていないようですので、取り上げてもつまらないだろいうと思って書かなかったのですが、ネットでさらに調べてみると、日本でもDVDのセットが発売されており、レンタルでも扱われているようです。

というわけで、観ようと思えば観られる状況のようなのでご紹介してみたいと思います。

タイトルのBlue Bloodsとは「青い血統」という意味です。「血が青いとはエイリアンか?」と思われるでしょうが、このBlueはNYPDを表す時のBlueです。よくテレビの中で「NYPDには黒人も白人もない。皆ブルーだ」などと言われることがあります。本当かどうかは知る由もありませんが、テレビ向けモットーですね。




Blue Bloods シーズン5


物語りはタイトルからも窺われるように、代々NYPDの職を受け継いでいる家族、リーガン家のドラマです。現在のリーガン家には四世代が生存しているという設定ですが、中心人物は二世代目のフランク·リーガンでこの人はNYPDのトップであるポリス·コミッショナーを務めています。

その父のヘンリー·リーガンも前代のポリス·コミッショナーで、二世代続いてのPCということになります。フランクには四人の子供がおり、長男のダニーはやり手のNYPD刑事(ヤザワのエーちゃんに似ています)、次男のジョーも刑事、末っ子のジェイミーはハーバードの法科を卒業しながら、やはりNYPDに入り、制服パトロールをしています。このジェイミーがポリス·アカデミーを卒業してパトロールに配属されるところからシーズン1が始まりました。

長女で、私の理解に間違いがなければ上から二番目のエリンは地方検事局に務める法律家。ニューヨークの司法システムではNYPDと地方検事DAは二人三脚なので、エリンと他の家族とのメンバーの関係が、毎回話しの展開に大きな影響を与えます。

次男のジョーは実は殉職しており、その殉職に関わる謎がシーズン1の大詰めで明らかにされていきます。

ダニーは看護婦の奥さん、リンダがおり小学校の男の子がふたりいます。エリンは離婚しており、前の法律家の旦那との間に中学生(シーズン1の時点)の女の子ニッキーがいます。

このリーガン家を中心としてのポリスものなのですが、「リーガン」Reagan という名字は人気のあった共和党のレーガン大統領と同じです。「強いアメリカ」を訴えた大統領でした。私にはどうしても「レーガン」よりは「リーガン」と聞こえます。

(レーガン氏が大統領選で台頭してきた頃は、日本のマスコミは「リーガン」と記していました。それが後に「発音の実際がレーガンに近いので、これからレーガンと記す」と変更されたのを覚えています。今、このドラマを観ていると「何でや?」と思います)

「名門」という設定と、この「リーガン」という名前から察して、始めは保守的、共和党的な話しだろう、と想像しました。まったく知識なしにアマゾンで買ったので、「ハズレだったら仕方ない」と思っていました。

なぜ買ったか、というとリンダ役の女優さんが以前「クリミナル·マインズ」(FBIのプロファイラーもの)に出ていて、けっこうかわいいので気に入っていたからです。超ワタシ的動機です。(^-^;

ところが、い観始めてみると非常に面白く、シーズン1の前半を終えたあたりでシーズン2、3、4もアマゾンで買ってしまいました。

中心の人物はやはりフランクなのですが、演じるのはあのヒゲのトム·セレックです。そんなに好きな俳優でもなんでもなかったのですが、というかむしろ好きでないタイプだったのですが、このシリーズでは味のある演技をしています。

どういう点が面白いのか、あるいは他にどんな役者さんが出ているのか等、もう少し次回にご紹介してみたいと思います。ただ面白いですので、機会があればレンタルででも借りて観てみてはいかがでしょうか?


応援します、若い力。Meet Iceland


藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Home Page: www.toma.is


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« レイキャビク 巡礼の旅?(5) | トップ | Reagans’ Sunday dinner  »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ブログ当事者 (Toshiki Toma)
2015-11-21 08:54:56
ありがとうございます。お待ちしています。
でも義務には感じないでくださいね。できれば、ということで。
返信する
Unknown (keiko)
2015-11-20 09:38:57
ご丁寧にありがとうございます(*^^*)
ツアーでしたので、ありきたりの感想になってしまうかと思いますが、、せっかくなのでまとめてメールさせていただきます!
返信する
ブログ当事者 (Toshiki Toma)
2015-11-19 03:55:01
Keikoさん、コメントありがとうございます。

そうですか、大丸本を握りしめてアイスランドを満喫されましたか。良かったです。大丸さんにも伝えておきますね。

また、ブログを見つけ、読んでくださり、さらに嬉しいコメントを入れてくださって感謝感激です。これからも見てやってください。m(_ _)m

もし差し支えなければ、「ここが面白かった」「あれが気になった」等の氷島の感想を送ってくださるとありがたいです。
そういう感想もブログで紹介したいと考えていましたので。

もしよければ、下記宛にメイルください。@の前のスペースは削除してくださいますよう。
nishimachihitori @gmail.com

よろしくお願いします。
返信する
初めまして (keiko)
2015-11-18 13:29:06
こんにちは、初めてコメントさせていただきます。先日、大丸さんのガイドブックを握りしめて、アイスランドを初訪した者です。レイキャビクの街並みも雄大な自然もとても心に響きました。帰国してからこちらのブログを見つけて、最初から拝見させていただきました。藤間さんの文章は、社会派のものも、軽妙な語りのものも、読みやすくて引き込まれます。これからも更新を楽しみにしております。私もいつになるかわかりませんが、次の来氷までアイスランド情報に関心を持ちつづけたいと思います。
冬に向かう季節、御自愛ください。
返信する

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事