こんにちは/こんばんは。
気がついたら夏至を通り越していました。もうかいな?という思いがしてしまいます。ここのところ、夕方以降の外出をしない生活でしたので、あまり明るい夜を満喫する機会もないままできてしまいました。
これから一日一日と暗くなっていくのか、と思うとなんかがっかりしますね。
まずニュースです。アイスランドでは、昨年三月以来、コロナ対策として様々な集会規制や、ソーシャルディスタンス、マスク着用義務等のルールが据えられてきました。
それが、昨日の土曜日以降、すべてのルールが撤廃されました。制度上は、というか、ルール的にはコロナ前の生活へ戻ったわけです。
制限全面撤廃について語るカトリーン首相
Myndin er ur Visir.is
ここ十日間以上、国内では新規感染者ゼロが続いているのですが、制限全面解除の主たる理由は、十六歳以上の住民の九割が、少なくとも一回のワクチン接種を終えたことによります。
ただし、国外からの入国に際してはまだ規制がありますので、もし日本からいらっしゃる方がありましたら、勘違いされませんようお気をつけください。
周囲の人たちはみんな喜んでますが、私はまだまだです。コロナの危険度を決めるのはワクチンの効果や実際の状況であって、政府の宣言やルールの有無ではないですからね。ぬか喜びはご免。
ところで、先週は、新しく着任された鈴木日本大使が、わざわざ私のいる教会までご挨拶に来てくださいました。大使館のスタッフの方から事前にお電話をいただいた際に、こちらから出向けますけど、と申し出たのですが「いや、大使はみなさんのところでお会いしたいようです」ということでした。
鈴木大使はとてももの腰のやわやかい方です。統計データには表れない現地事情を収集中のご様子で、アイスランドの小説や書物を読み、果てはこのブログにまで目を通してくださったようです。畏れ多いことです。
その翌日にはグビューズニ大統領への信任状の奉呈式があり、私もお招きいただいていたのですが、残念ながら時間の都合がつかず失礼していまいました。大使のこれからのご活躍、ご健勝をお祈りします。
グビューズニ大統領と会見する鈴木新大使
Myndin er ur Facebook Embassy of Japan in Iceland
さて、先ほど「ここのところ、夕方以降の外出をしない」と言いましたが、実際は「ここのところ」ではなく、私はもともとアフター5に外を出回るようなタイプではありません(学生〜サラリーマン時代はまったく別の話しでしたが)。 趣味もそんなにないし。
ワークホリックというのとは別の意味で「仕事が最大の趣味」なのです。若い頃から教会の活動が楽しみだったので、趣味が仕事になった、というパターンです。サッカー大好き少年がプロになるのと同じパターンじゃないかな?と自分では勝手に思っています。
ですから、その他の趣味というものが貧弱。最近の趣味らしきものというと、自宅筋トレ、料理、それから「ネット視聴」でしょうか。ネット視聴というのは、例えばポリスもののTVや、B級映画、日本のお笑いバラエティ、Youtube等々の視聴のことです。あまり生産的ではない活動。
かつては、これに詩を読んだり創ったり、という崇高な趣味があったのですが現在はまったくその「気(け)」もなし。
まあ、とにかく基本的にそのようなツマラな〜いオトコなのですが、加えて複数の物事に同時に集中するということが苦手なヒトなのです、ワタシは。ですから、仕事というのは基本的にいつもありますので、それに加えて、例えば筋トレを一所懸命するとします。すると料理には注意が向かなくなります。
逆に料理に夢中になると筋トレはおろそかになります。ネット視聴は集中力を必要としないので、いつでもある程度は周辺にあります。そうですね、Youtubeなんかは筋トレや料理のモチベーションになる側面もありますね。
で、ここ二、三週間は私の趣味の重心は、筋トレから料理にシフトしています。Youtubeでいくつか面白いチャンネルに行き当たったのがその理由です。
ちなみに、ワタシは神学校在学中(27-31歳)に料理を始め、以来、自分の食事はだいたい自分で作ってきました。ただし、子供たちが成人して家庭を離れてからはだんだんと料理らしい料理をすることは減っていきました。
皆さんご承知のように、料理関係のYoutubeチャンネルというのは、筋トレと同じく、天の星の数ほどもあります。筋トレやフィットネス系、あるいは料理というのは、何度もその同じ動画を見させる性質がありますので -作り方とか- 再生回数を稼ぎやすいということもあるのでしょう。
私が最近よく見て参考にしているのは、銀座のイタリアンのシェフ青池さんがコロナ禍での危機に始めたチャンネル「Aosトラットリア」と、あとは超人気の「料理研究家リュウジのバズレシピ」です。その他、あちこちをちらほら。
チャンネルを見続ける理由、基準というのは、人それぞれ違うのでしょうが、私の場合は、まず食材がこちらで手に入るものの割合が多い、ということがありますね。
Aosの場合は、イタリアンということもあり、この点はクリアしていることが多いです。リュウジさんの方はその限りではありませんが、レシピの数が圧倒的に多いのでこれも大丈夫。食材が手に入らないものはスルーします。
見続ける基準の第二は、レシピが難しすぎないこと。手順と時間が、実行可能な範囲でないとダメですね。この点は、両者ともよく心得ていると思います。あえて名前はだしませんが、某有名ホテルのフレンチのシェフとかのチャンネルでは、この点ハードルが高かったりします。
Aosで見て最近作った「サーモンのトマトケッカソース」
第三の基準は - 実際はこれが一番大切な基準かもしれませんが- トークが面白いことですね。面白いというのは、「笑える」ということではなくて、見ていて楽しいということです。
Aosの青池シェフは、とても「フツーの優しいおじさん」感が強く、もとより好感が持てるのですが、高校時代からの友人というヤスイさんという方が話しの聞き手に回っていて、その会話が面白いのです。ちなみにヤスイさんは声のみ参加で、お顔は登場しません。
察するにヤスイさんは制作関係のお仕事らしいのですが、銀座で三つの店舗を展開していた青池シェフが、コロナ禍で全店舗を閉めざるを得なくなった時期に、Youtubeでの活路を開くお助けマンとなったようです。
仲が良いのが見て取れるのが、エクストラで嬉しくなる部分です。必ずしも当たり前のことではないですからね。
リュウジさんの方は、テレビとかにも出ているようですし、かなりのパーソナリティですね。(*^^*) ただ、レシピは相当に役立つものが多いです。なんというか、実際に家庭内で作るのに適したものが揃っているのです。
というわけで、最近は料理趣味が復活しているのですが、この大前提となるのが、息子が居候中であるということです。私は自分のために調理することはあまりなくなっていました。ひとり身で「料理休業」が長かったのです。
息子が居候中は、なんでも食べてくれるので、また料理のしがいが出て来ました。文字通り「ワタシ作る人、息子食べる人」です。
リュウジさんのチャンネルで見て作った「(ポークの)エアーズロックカレー」
この料理復活の余波で、キッチンも多少リフォーム?しました。まあ、ズボラで調理器具も、保存用の容器やスパイス等も、ごちゃごちゃに積んであったのですが、これらをすべてきちんと整理しました。
料理というのは、かなりクリエイティブだし、実生活に喜びをもたらすし、さらに健康管理にも繋がるので、趣味としてはグレードが高いですね。私も料理中は、厳しい難民の人たちの問題とかを頭からしばしシャットアウトすることができます。
唯一の欠点は、食材購入に費用がかかるかも、ということかなあ。作る側の意識にもよりますが。あとは、食べ過ぎの危険もありますね。食べる側の意識にもよりますが。(*^^*)
梅雨、その後の暑い時期。食生活が乱れやすい時期と思いますので、美味しく、安く、栄養バランスも良い、楽しい食生活をキープしてくださいますよう。
*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Home Page: www.toma.is
Facebook: Toma Toshiki
気がついたら夏至を通り越していました。もうかいな?という思いがしてしまいます。ここのところ、夕方以降の外出をしない生活でしたので、あまり明るい夜を満喫する機会もないままできてしまいました。
これから一日一日と暗くなっていくのか、と思うとなんかがっかりしますね。
まずニュースです。アイスランドでは、昨年三月以来、コロナ対策として様々な集会規制や、ソーシャルディスタンス、マスク着用義務等のルールが据えられてきました。
それが、昨日の土曜日以降、すべてのルールが撤廃されました。制度上は、というか、ルール的にはコロナ前の生活へ戻ったわけです。
制限全面撤廃について語るカトリーン首相
Myndin er ur Visir.is
ここ十日間以上、国内では新規感染者ゼロが続いているのですが、制限全面解除の主たる理由は、十六歳以上の住民の九割が、少なくとも一回のワクチン接種を終えたことによります。
ただし、国外からの入国に際してはまだ規制がありますので、もし日本からいらっしゃる方がありましたら、勘違いされませんようお気をつけください。
周囲の人たちはみんな喜んでますが、私はまだまだです。コロナの危険度を決めるのはワクチンの効果や実際の状況であって、政府の宣言やルールの有無ではないですからね。ぬか喜びはご免。
ところで、先週は、新しく着任された鈴木日本大使が、わざわざ私のいる教会までご挨拶に来てくださいました。大使館のスタッフの方から事前にお電話をいただいた際に、こちらから出向けますけど、と申し出たのですが「いや、大使はみなさんのところでお会いしたいようです」ということでした。
鈴木大使はとてももの腰のやわやかい方です。統計データには表れない現地事情を収集中のご様子で、アイスランドの小説や書物を読み、果てはこのブログにまで目を通してくださったようです。畏れ多いことです。
その翌日にはグビューズニ大統領への信任状の奉呈式があり、私もお招きいただいていたのですが、残念ながら時間の都合がつかず失礼していまいました。大使のこれからのご活躍、ご健勝をお祈りします。
グビューズニ大統領と会見する鈴木新大使
Myndin er ur Facebook Embassy of Japan in Iceland
さて、先ほど「ここのところ、夕方以降の外出をしない」と言いましたが、実際は「ここのところ」ではなく、私はもともとアフター5に外を出回るようなタイプではありません(学生〜サラリーマン時代はまったく別の話しでしたが)。 趣味もそんなにないし。
ワークホリックというのとは別の意味で「仕事が最大の趣味」なのです。若い頃から教会の活動が楽しみだったので、趣味が仕事になった、というパターンです。サッカー大好き少年がプロになるのと同じパターンじゃないかな?と自分では勝手に思っています。
ですから、その他の趣味というものが貧弱。最近の趣味らしきものというと、自宅筋トレ、料理、それから「ネット視聴」でしょうか。ネット視聴というのは、例えばポリスもののTVや、B級映画、日本のお笑いバラエティ、Youtube等々の視聴のことです。あまり生産的ではない活動。
かつては、これに詩を読んだり創ったり、という崇高な趣味があったのですが現在はまったくその「気(け)」もなし。
まあ、とにかく基本的にそのようなツマラな〜いオトコなのですが、加えて複数の物事に同時に集中するということが苦手なヒトなのです、ワタシは。ですから、仕事というのは基本的にいつもありますので、それに加えて、例えば筋トレを一所懸命するとします。すると料理には注意が向かなくなります。
逆に料理に夢中になると筋トレはおろそかになります。ネット視聴は集中力を必要としないので、いつでもある程度は周辺にあります。そうですね、Youtubeなんかは筋トレや料理のモチベーションになる側面もありますね。
で、ここ二、三週間は私の趣味の重心は、筋トレから料理にシフトしています。Youtubeでいくつか面白いチャンネルに行き当たったのがその理由です。
ちなみに、ワタシは神学校在学中(27-31歳)に料理を始め、以来、自分の食事はだいたい自分で作ってきました。ただし、子供たちが成人して家庭を離れてからはだんだんと料理らしい料理をすることは減っていきました。
皆さんご承知のように、料理関係のYoutubeチャンネルというのは、筋トレと同じく、天の星の数ほどもあります。筋トレやフィットネス系、あるいは料理というのは、何度もその同じ動画を見させる性質がありますので -作り方とか- 再生回数を稼ぎやすいということもあるのでしょう。
私が最近よく見て参考にしているのは、銀座のイタリアンのシェフ青池さんがコロナ禍での危機に始めたチャンネル「Aosトラットリア」と、あとは超人気の「料理研究家リュウジのバズレシピ」です。その他、あちこちをちらほら。
チャンネルを見続ける理由、基準というのは、人それぞれ違うのでしょうが、私の場合は、まず食材がこちらで手に入るものの割合が多い、ということがありますね。
Aosの場合は、イタリアンということもあり、この点はクリアしていることが多いです。リュウジさんの方はその限りではありませんが、レシピの数が圧倒的に多いのでこれも大丈夫。食材が手に入らないものはスルーします。
見続ける基準の第二は、レシピが難しすぎないこと。手順と時間が、実行可能な範囲でないとダメですね。この点は、両者ともよく心得ていると思います。あえて名前はだしませんが、某有名ホテルのフレンチのシェフとかのチャンネルでは、この点ハードルが高かったりします。
Aosで見て最近作った「サーモンのトマトケッカソース」
第三の基準は - 実際はこれが一番大切な基準かもしれませんが- トークが面白いことですね。面白いというのは、「笑える」ということではなくて、見ていて楽しいということです。
Aosの青池シェフは、とても「フツーの優しいおじさん」感が強く、もとより好感が持てるのですが、高校時代からの友人というヤスイさんという方が話しの聞き手に回っていて、その会話が面白いのです。ちなみにヤスイさんは声のみ参加で、お顔は登場しません。
察するにヤスイさんは制作関係のお仕事らしいのですが、銀座で三つの店舗を展開していた青池シェフが、コロナ禍で全店舗を閉めざるを得なくなった時期に、Youtubeでの活路を開くお助けマンとなったようです。
仲が良いのが見て取れるのが、エクストラで嬉しくなる部分です。必ずしも当たり前のことではないですからね。
リュウジさんの方は、テレビとかにも出ているようですし、かなりのパーソナリティですね。(*^^*) ただ、レシピは相当に役立つものが多いです。なんというか、実際に家庭内で作るのに適したものが揃っているのです。
というわけで、最近は料理趣味が復活しているのですが、この大前提となるのが、息子が居候中であるということです。私は自分のために調理することはあまりなくなっていました。ひとり身で「料理休業」が長かったのです。
息子が居候中は、なんでも食べてくれるので、また料理のしがいが出て来ました。文字通り「ワタシ作る人、息子食べる人」です。
リュウジさんのチャンネルで見て作った「(ポークの)エアーズロックカレー」
この料理復活の余波で、キッチンも多少リフォーム?しました。まあ、ズボラで調理器具も、保存用の容器やスパイス等も、ごちゃごちゃに積んであったのですが、これらをすべてきちんと整理しました。
料理というのは、かなりクリエイティブだし、実生活に喜びをもたらすし、さらに健康管理にも繋がるので、趣味としてはグレードが高いですね。私も料理中は、厳しい難民の人たちの問題とかを頭からしばしシャットアウトすることができます。
唯一の欠点は、食材購入に費用がかかるかも、ということかなあ。作る側の意識にもよりますが。あとは、食べ過ぎの危険もありますね。食べる側の意識にもよりますが。(*^^*)
梅雨、その後の暑い時期。食生活が乱れやすい時期と思いますので、美味しく、安く、栄養バランスも良い、楽しい食生活をキープしてくださいますよう。
*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Home Page: www.toma.is
Facebook: Toma Toshiki
コメントありがとうございます。確かにリュウジさん、最近ポッチャリしてきましたね。自粛太りでしょうか?
レイキャビクでお目にかかれるのを楽しみにさせていただきます。
コメントありがとうございます。確かにリュウジさん、最近ポッチャリしてきましたね。自粛太りでしょうか?
レイキャビクでお目にかかれるのを楽しみにさせていただきます。
最近ちょっとポッチャリされてきましたし(笑)
そろそろレイキャビークに視察に行きたいな〜って思っています、その時は美味しい料理を御馳走してください!(笑)