峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

旗亭 美乃壱 (きていみのいち)

2019年03月12日 | たべあるき
なんだ!このレトロな建物は?
道からニョキッと生えた紅葉の大木を太刀持ちに従えたような外観。3個の提灯に1個1個描かれた「美乃壱」の文字。ここは長良川河畔にある料亭「美乃壱」です。夜はこの紅葉とともにライトアップされます。

昔から格好いいと思いながらも、格調高さそうな風情に怖れを抱き、一度も行ったことがありませんでした。



しかし、今年は母の卒寿を迎えるので、その食事会に珍しいところをと思って予約しました。そこで昨日は下見を兼ねて食事に行ってきました。

木造2階建てで縁側や欄干がある純和風建築です。案内されると畳の部屋ですがテーブルが置いてあります。ここは何と言っても素晴らしい景色に触れないわけにはいきません。障子を開けると、窓越しに長良川と金華山。これが最大のご馳走です。




建物が古くて重厚なので仲居さんに聞きました。
「建物は古いですか?」
「築100年です。料亭にしてからでも30年経ちます。」
「以前は旅館でしたか?」
「そうです。最初は『はたか』という旅館でした。隣の『潜龍』も昔は『長良館』という旅館でした。」
いやあ、『長良館』という名前は聞き覚えがありましたが、そんな前身だったとは知りませんでした。

そんな歴史ある建物ですが、畳の部屋でもカーペットを敷いてテーブル席にしてあります。うちの母は畳では辛いので好都合です。脇にある障子窓を開けるとガラス窓がなく、格子があるだけでいきなり外の道に面していてビックリしました。寒かったので慌てて閉めました。

壁に「立川志の輔」の色紙が飾ってありました。『「ためしてガッテン」十六年目の感謝』思わぬところで思わぬものと対面しました。



今日は下見なのでリーズナブルな料理です。前菜では胡麻豆腐が菱餅のようなカラーリングにしてあります。桜餅はプチサイズながらも良い塩加減です。ソラマメも柔らかくこしらえてありました。アマゴの塩焼きは暖かく柔らかく仕上げてありました。臓物も食べられるとは後で聞きました。惜しかった(-_-;)



メインは釜飯です。釜飯にタケノコは普通ですが、ジャコとかエビとか青菜は初めてで新鮮でした。



お漬物も赤カブ、ダイコン、タクアンとも薄塩で甘みさえ感じられました。

本番はグレードアップした料理で予約してあるので当日が楽しみです。

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コメント (2)
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