峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

薹立ち(とうだち)

2019年03月22日 | 園芸
薹(とう)は花を咲かせる茎のことで、とうが伸びることを「とう立ち」といいます。とうが伸びて花が咲くと、花やそのあとの種子を作るのに栄養が行ってしまい葉が硬くなったり、根菜類にすが入って繊維質になったりします。

「とう立ち」する原因は日照時間や気温などの気候条件です。植物本来の子孫を作る気候条件が整ってくるとそれまでの生長を止めて生殖活動に転ずるわけです。

下の写真は小松菜が「とう立ち」した様子です。小松菜はアブラナ科なので花は菜の花として食用になりますし、フキノトウのように食用にするものもあります。



このような例外を除けば「とう立ち」は食用適期が過ぎることを表しますから、
人に対しても若い盛りの時期が過ぎる。年頃が過ぎる。 ことを
『とうが立つ』
と言うわけです。

こういう園芸用語には『根回し』とか『死に花を咲かす』とか色々あって面白いです。

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