峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

最上川でも洪水

2020年07月30日 | 時事ネタ
球磨川の洪水に付き合うように日本三大急流仲間?の最上川でも洪水が起きてしまいました。
球磨川と同じような濁流、橋を越水して溢れる洪水の映像は球磨川のデジャブのようでした。

停滞する梅雨前線や低気圧の影響による大雨で、山形県を流れる最上川は28日深夜から29日朝にかけて4カ所で氾濫した。いずれも流域住宅への浸水被害が発生している。県内の広範囲で大雨や洪水の警報が引き続き発令されているが、県によると、29日午前10時時点で死者や行方不明者は確認されていない。

 国土交通省によると、氾濫したのは大石田町の横山、大石田、豊田の計3カ所と、大蔵村白須賀の1カ所。29日午前7時現在、最上川水系の氾濫で少なくとも約80ヘクタールの浸水を確認した。被害はさらに広がる見込み。

山形県の最上川で28日夜から29日朝にかけて発生した氾濫で、発生確認の9時間前に気象庁が「100年に1度」の水位上昇を予測したが、指定河川洪水予報に活用されなかったことが29日、分かった。4日に氾濫した熊本県の球磨川でも5時間前には「100年に1度」レベルの値を予測。2つの川では実測値に基づく指定河川洪水予報を国土交通省中心に出しており、気象庁の流量予測は活用されていない。


最上川では橋が流されることはなかったし、球磨川の被害を教訓に早期避難されたせいか人的被害も出てないようなのが何よりです。しかしながら気象庁の「100年に一度」という予測は想定外の雨量、水位上昇で責任逃れされてはたまったものじゃありません。

それなら、年間10000mm以上の雨が降る屋久島では何で水害や土砂崩れが起きないのでしょう。白神山地や知床でも土砂崩れが起きたというニュースは聞いたことがありません。

やはり挿し木スギの植林や林道建設によって山の地盤を軟弱にしていること、崩落する土砂とスギによる家屋損壊や水量増加と洪水の粘度増加が洪水の破壊力を加速度的に増やしているのです。そのため本来緑のダムであるべき山が崩壊予備軍、洪水増加装置と化しているのです。

こういう山林を作っている元凶は農水省の林野庁です。戦後、原生林を伐採しただけではなく、スギを植林し続けた結果に過ぎません。植林したスギによって土砂崩れを起こしスギ丸太が流され、林道を破壊した結果、大洪水を招いています。毎年起こる集中豪雨の真の加害者は彼らなのです。

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