KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

節電あれこれ!

2012年05月20日 | 世の中あれこれ
本格的な夏を迎える前に、節電についてまとめてみました。
テレビで物知り顔で登場するコメンテーターはもう少し勉強してほしいです。


1.エネルギーの利用分野で考える
家庭で使うエネルギー分野は、照明・動力、冷房、厨房、給湯、暖房に分かれます。
その各分野の中で、電気でなければならないのが、「照明・動力、冷房」で、
その他の分野は、「熱」の利用なので、都市ガスやプロパン、灯油などで賄うことができます。


※オンマウスでコメント表示、クリックで画像拡大(以下同様)


2.節電の4つの方法
また、節電を考える場合には、温度設定を見直したり、使う時間を調整する「減らす」や、
ピークの時間を避けて、休日や夜間の操業や昼休みの時間を調整する「ずらす」という考えがあり、
電力会社はこの2点を強調していますが、これは「我慢」の方法です。
我慢しなくても良い、あと2つの方法があります。

それが、「切り替える」と「創る」という概念です。
最初に書いたように、「厨房、給湯、暖房」の分野は電気でなくても良いので、
他のエネルギーで賄うのが「切り替える」という概念で、
それに、太陽光発電などで自家発電するのが「創る」という概念なんです。



節電対策としての「土鍋炊飯」 2011年10月29日の記事は、「切り替える」ことの事例です。

主婦は、切り替えることに関心を持ってきています。
主婦は省エネ家電やガス活用などへの「切り替える節電」に関心- goo ニュース




3.省エネは面積を減らすこと、節電は「ピークカット」
1日の時間別の電気の使用量は、昼の1時から5時位までが棒グラフが高く、
午前中や夜は、気温が低めだったり、工場や事務所の稼働が下がるので、
棒グラフの高さが低くなります。

誰も知らない家庭のホントの「需要カーブ」 - WEBRONZA- 朝日新聞社(Astand)

昼間のピーク時間の電力使用を抑えればいいのであって、朝から頑張る必要はないのです。
したがって、朝の通勤電車で冷房をしていないのは、便乗でコストダウンしているだけです。

「宇宙から見た地球の夜景」という記事を書きましたが、夜中の照明は「省エネ」の敵ですが、
 昼間の「節電」には関係ないのです。

一瞬でも供給能力を超えて、電気が使われた瞬間に、「停電」が起きます。
だから、IHクッキングヒーターのように、利用時間が短くても、
あちこちの家でお昼ご飯を作り出したら、あっという間に瞬間的にピークを越えます。

ちなみに、IHクッキングヒーターは5Kw/hの電気を使います。
何と、電子レンジの4台分です。

【参考】・IHクッキングヒーター各社比較




■以上の3つの視点で、節電を考えていかなければ、突然、停電ということになってしまいます。
 停電が起こるようなピークを超える電気が使用されてしまったら、
 電力会社は、どこで、どんな規模の停電が発生するか、予想ができない事態になります。
 
 そのような事態を避けるためにも、本当に停電が起こりそうになったら、
 みんなでしっかり数時間の我慢をして、電気を使わないようにしましょう。
 パチンコ屋はしっかり営業を中止し、百貨店や会社の事務所は冷房を停止するしかないでしょう。
 (冷房分野でも「切り替える」ことで、ガスで冷房もできるそうですが。。。)

 そうしなければ、以前ブログに書いた事態になってしまいます。。。

電力不足になると、どこが停電になるのか? 2012年02月16日


非常事態対策は、、、

小型プロパンガス発電機 2012年03月20日

停電時でもガス機器が使える方法 2011年05月02日

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