キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

陳昇コンサート雑感

2012年01月04日 |  └─【特集】陳昇 Bobby Chen
今回の二泊三日台湾旅行は、コンサートを見るのが最大の目的でした。
このブログを前から読んでいただいている方々は、すでにご存知だと思いますが、私は15年前、1997年末から台湾での年越しをしていて、毎年台北で開催される陳昇跨年コンサートを見ています。
最初の年は誰も知る人なく、一人ぼっちで。
次の年からは、年々友人が増え、でもその友人たちも流石に十何年も同じ歌手のコンサートを見続けるという人は多くしないので、メンバーが変わっていき、今に至ってます。それでも日本から見に行くファンはかなり固定してはいますけどね。



さて、今年の感想。
今年は、台湾のファン仲間からはチケットを一緒にとろうかとの声がかからなかったので、(台湾のファン仲間も顔ぶれが変わってしまいました)自分たちでネットで買ったら席が後ろの方でした。
30日は、11列目。31日は18列目です。

初日は早朝の飛行機で疲れていたこともあり、かなりの部分を目を閉じて聞きました。
眠っていたかもしれません。
何とも贅沢なコンサート参加方法。

二日目は、少し元気を取り戻していたので、能動的に楽しみましたが、かなりリラクスしていました。
今まではステージに近い席が多かったので、きっとどこか緊張していたんだっと思います。それに気がついたのは、二日目の終演後。5時間以上のステージをニ晩連続で見たあと、体に気分もやけに爽快だったことからでした。例年は見終わると満足感はあるものの、ぐったり疲れていましたから。



以下、雑感。

●歌、新譜が出たばかりにしては、新曲は少なかったけれど、コンサートの構成的に良い選曲だったと思う。特に中盤のアコースティック演奏の部分は良かった。

●黄さんの登場、客家語歌は嬉しいものだったけど、観客の半分くらいは、新しいファンなのか数年前に久しぶりに黄さんが再登壇した時の熱狂は無く、少し寂しい。

●阿VONの歌唱を堪能できる部分が少なく残念。音響の問題じゃないかと思った。

●ダンサーのレベルが低いと思った。コーラスも務めていたお馴染みのメンバーは止むを得ないとして、もう少しちゃんと踊れる人も入れて欲しかった。

●北京一夜の女声パート、調子が悪いのか練習不足か、音は外れてたしちょっと閉口。リュウピンちゃん可愛いのにな~。名曲だし、盛り上がる曲なのだから、ちゃんと歌える人を連れてきて欲しかった。

●バイオリンがフィーチャーされていたけれど、見た目は美しい人で雰囲気あったけど、音はイマイチ。

●ゲスト 女声ゲストなし。北京さん(左小)と若い男声デュオでした。30日は文夏先生と阿翔も出てきた。嬉しかった。北京さんは驚きの3年連続ゲスト。共作もあるし、すでにメンバー化してるのかも。観客もすっかり北京さんを受け入れた模様。1年目の強烈な印象は今でも忘れられませんが。

●客いじり、今年は大陸各地からきてるお客さんが増えていた。時代を感じる。そこでmcも客いじりも大陸の人たちが目立った。大陸のファンは熱い!

●進行は無駄がなく、きちんと進められていく印象。ちゃんとしているなーと感じた。冗談でファンがみんなとしをとって、子連れで見にきてる。そのうちでも客席みんな博愛座(交通機関の優先席)にしなきゃね。みたいなこと言ってたけど、何の何の、若いファンもしっかり増えていると感じましたよ。二日間とも満席だったみたいだし。



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