キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

横浜山手西洋館「ベーリックホール」フェスタ

2021年10月05日 | ヨコハマ散歩

正式名称
ベーリックフェスティバル2021 セント・ジョセフフェスタ

ベーリックホールは名前の通り、ベーリックさんの邸宅だったわけですが、そのあとは戦後の米軍接収を経て、1958年からセント・ジョセフ・カレッジの寄宿舎として使われました。今は改修されてベーリックさんの時代に戻され保存されてるので、寄宿舎時代の様子は簡単には想像できません。

セント・ジョセフカレッジはいわゆるアメリカンスクールです。1905年開校、のちにセント・ジョセフインターナショナルスクールとなり男子校から共学へ、そして2000年に廃校となりました。



週末、寄宿舎時代を紹介するイベントが行われ、セント・ジョセフ卒業生によるガイドツアーがあるというのででかけてきました。

案内してくれたのは、小学校から寄宿舎生活をしたという私と同世代の方でした。幼かったから、この建物には懐かしさよりも寂しさの思いのほうが強いとおっしゃっていたのが印象的でした。

ベーリックホールの玄関扉は、優雅なアイアンワークなのですが、それすら「当時は監獄のような印象」だったと仰っていて、小1からの寄宿生活は功罪あるなと思いました。

でも、規則正しい生活(学習時間多し)身の回りのことは全部自分でやる、お小遣いなく買い食いとかしない、学校と寄宿舎の往復生活(中学〜高校くらいになると抜け出して元町に遊びに行く人もいたらしいけど)といったしつけの厳しさは人格形成には良い影響があったようでした。

建物も狭いし、ガイドツアーの定員は5名。
当時の写真なども使って、寄宿生活のあれこれを伺うことができました。
コロナ禍以降、室内の写真撮影が全面禁止になったので写真がないのが残念(昔撮ったのがあったらあとで載せますね)


天気が良かった!







コメントを投稿