雨曇子日記

エイティライフの数々です

けやき会館から

2013-01-31 23:32:24 | 手賀沼  冬

            


            


手賀沼の南岸からもよく見える、対岸の、特徴的な白い建物。
これは、我孫子駅前のけやき会館だ。


    


最上階11階から北方を望む。
筑波山がうっすらと見える。
  

            





我孫子駅を見下ろす。
上野方面に線路が伸びている。


            


我孫子駅南口の、この顕彰碑は、明治29年常磐線開通に当たり、「鉄道なくして町の発展なし」との信念から、駅前用地を無償提供し、駅誘致に尽力した、町長飯泉善雄氏の功績を称えたものだ。


            


けやき会館前の“あびしるべ”には、我孫子市を知るための資料がそろっている。
スタッフの方も親切に対応してくれる。


            


            


この車止めが、繭の形をしているのは、訳がある。

ここが、製糸工場の跡地だからだ。(石橋製糸工場が、昭和60年まで操業)


    


            


駐車場の一角に蚕霊塔(さんれいとう)もある。
蚕も動物で、たくさんの命を奪ったのだから。



    


写真を撮っていたら、通りがかりの野口澄夫さん(88)がいろいろ教えて下さった。我孫子のガイドブックを5冊も発行されているとのこと。


            


しかし、手賀沼あっての我孫子市。
杉村楚人冠も、志賀直哉も、村川堅固も、手賀沼ゆえに我孫子に住んだのではないか。


            


            


            


            
            (楚人冠記念館の一部)


    
  (志賀直哉邸宅跡・建物の一部が復元されている)


            
  (歴史学者村川堅固氏別荘、没後、子息の堅太郎氏に受け継がれる。現在は安孫子市が保存)