手賀沼の南岸からもよく見える、対岸の、特徴的な白い建物。
これは、我孫子駅前のけやき会館だ。
最上階11階から北方を望む。
筑波山がうっすらと見える。
我孫子駅を見下ろす。
上野方面に線路が伸びている。
我孫子駅南口の、この顕彰碑は、明治29年常磐線開通に当たり、「鉄道なくして町の発展なし」との信念から、駅前用地を無償提供し、駅誘致に尽力した、町長飯泉善雄氏の功績を称えたものだ。
けやき会館前の“あびしるべ”には、我孫子市を知るための資料がそろっている。
スタッフの方も親切に対応してくれる。
この車止めが、繭の形をしているのは、訳がある。
ここが、製糸工場の跡地だからだ。(石橋製糸工場が、昭和60年まで操業)
駐車場の一角に蚕霊塔(さんれいとう)もある。
蚕も動物で、たくさんの命を奪ったのだから。
写真を撮っていたら、通りがかりの野口澄夫さん(88)がいろいろ教えて下さった。我孫子のガイドブックを5冊も発行されているとのこと。
しかし、手賀沼あっての我孫子市。
杉村楚人冠も、志賀直哉も、村川堅固も、手賀沼ゆえに我孫子に住んだのではないか。
(楚人冠記念館の一部)
(志賀直哉邸宅跡・建物の一部が復元されている)
(歴史学者村川堅固氏別荘、没後、子息の堅太郎氏に受け継がれる。現在は安孫子市が保存)