夏祭りだった鎌ヶ谷市民祭りは、39回目の今年から秋に行われることになった。
ここは、東武野田線新鎌ヶ谷駅前。
正午ごろ、39年前には勿論無かった立派な大通りでは、さまざまなパレードが行われていた。
この新興の街の子どもに、ふるさとの意識を持たせたいとの大人たちの願いだ。
勿論、大人も楽しむ。
今日のお祭りのメインは、福島県相馬地方の「相馬野馬追い」の騎馬武者行列。(復興支援という狙いもある)
明治2年、幕府の牧場だったこの地を開拓し「初富」という村を作った先人たちが、神社を建てた。
その稲荷神社のあたりにも、武者行列を待ち構える人々がいた。
出発が遅れていたので、スタートの貝がら山公園まで来た。
いよいよ騎馬行列だとはりきったら、「チップが入っていない」と表示がでた。パソコンに入れっぱなしだったのだ。(ガクツ)
12騎による甲冑姿の武者は、旗指物をつけゆっくりと進んでいった。
さすが、「国指定重要無形民俗文化財」を感じさせる、絵巻物から抜け出たような優雅なパレードだった。