10月29日朝日新聞千葉版で大いに報道された、柏市郷土資料館の企画展。
「送り大師」といわれる県内最大級の札所めぐりの行事。その様子を、古文書や写真、装束などで紹介した展示です。
柏市郷土資料館は、柏市沼南庁舎(旧昭南町役場)の一角です。
入り口に展示されている木彫の作品が目を惹きます。
(ケヤキ一木からの作品です)
さて、送り大師です。
送り大師の行列は「南無大師遍照金剛」と書かれた幡を翻し法螺貝を吹き遍照金剛を唱えながら進みます。
札所は、柏・鎌ヶ谷・松戸・白井の4市にまたがり、毎年、5月1日~5日の5日間で、約80キロを歩きます。
平成26年度の「結願区札所」は、柏市塚崎の寿量院です。この寺を出発し、この寺に戻るのです。
寿量院を訪ねました。
弘法大師の御影の納められた笈が、本堂に安置されていました。
(本堂)
(本堂の合天井)
(大師の御影を納めた笈が正面左手に見られる)