雨曇子日記

エイティライフの数々です

大手門から本丸へ

2014-01-31 15:08:24 | 東京散歩

     


1月30日(木)11時ごろ、旧江戸城大手門から東御苑に入りました。


     
             


高麗門をくぐると、枡形の広場の片隅に渡櫓門(わたりやぐらもん)の鯱(シャチ)がありました。明暦3年(1657)のものです。現在の渡櫓門は、昭和42年(1967)再建です。


             
             
             


門をくぐって三の丸に入ります。


             
             


いきなり、馬車のお出迎え?
偶然通りかかっただけです。(馬の調教かな?)

皇室の美術品が展示される三の丸尚蔵館は作品入れ替えのため、この日は休館でした。


     


江戸城本丸御殿最後の固め、百人番所は、昭和30年代に屋根瓦を修復したそうです。


             


番所の前は中之門で、今はむきだしになっている石垣の上に、櫓や多聞(石垣上の長屋)がびっしり建ち並んでいたと言われます。(石垣は近年積みなおしの大修理が完了)


     
             
             


中之門の先にあるのが中雀門。文久3年(1863)の大火事で本丸御殿と共にこの石垣も焼け、黒く残ったのはその焼け跡だそうです。


     
             
             
             
              (門柱の土台石に残った○と□の穴)


中雀門の坂を上りきった所が本丸です。シナマンサクが花をつけていました。


             


本丸の南の端には富士見櫓があります。
関東大震災で倒壊し、その後、主要部材に旧来の材料を用いて再建されました。