日本ハム稲葉篤紀選手は9月2日に今シーズンを最後に引退することを発表し、10月5日(日)、今シーズン最終戦、札幌ドームでの楽天戦は、引退試合となった。
そして、CS放送“ガオラ”は、“全力疾走8時間”と題して14:30~22:30まで生放送をした。
8時間、退屈させず、むしろ普通の野球中継より引き込まれたのは、稲葉選手が20年のプロ野球生活で蓄積したものの豊富さ、偉大さによるものである。
(稲葉選手に話しかけられて選手たちが印象に残った言葉は)
中田 翔「おまえが打たなきゃあ、日本ハムは勝てないんだぞ」
陽 岱鋼「打っても、打てなくても、やるのがプロだ」
日本ハムの選手は、試合前全員が41番のユニホームでシートノックを受けた。
さて、試合の様子。
1・2回の大谷投手、160キロ台をびしびし決める。3・4・5回は上沢投手・6・7・8・9回を白村・谷元・クロッタ・増井投手がそれぞれ一回ずつ投げて楽天を完封。
打っては、朝日新聞夕刊“スポーツ人物館”で採り上げられた盗塁王西川選手の3塁打、陽選手のタイムリーで貴重な1点をあげる。
かくして、CSの準備は整った。頼みますよ、ハムの若手陣!