10月22日(水) この日は一日中小雨で、最高気温が20度を切った。
10時を少し過ぎたころ、高砂から2つめの“京成江戸川”駅に降りたのは、私だけ。
列車が通り過ぎると、長いホームは静まり返り、まもなく、上りホームを成田からの特急列車が勢いよく通過していった。
一人でエレベーターに乗って地上に降り、ガランとした構内を通り抜け、改札を出て、江戸川の堤防に上った。
鉄橋の東の端は“国府台”駅、下総の国の国分寺があった街。
向こう岸に高く聳えているのは、和洋女子大学の校舎だ。
河川敷に、菖蒲園ができていた。
堤防の道に誰かが撒いた餌に、ドバトが集まっていた。