震災の後の大正 13 年( 1924 )、我孫子に移り住み、昭和 20 年( 1945 )に亡くなるまでこの地に住んだ、著名なジャーナリスト杉村楚人冠はツバキが好きだった。
3 月 19 日(木)、楚人冠記念館(我孫子市緑 2 丁目)を訪れると、広い庭には 30 種以上約 100 本のツバキが咲き誇っていた。(記念館は有料だが庭園への出入りは自由)
昔から日本列島に自生するツバキは、一重咲きのヤブツバキ、八重のカンツバキぐらいだったが、人の手でいろいろな品種がつくりだされた。江戸時代には、すでに 100 種を越えていたという。
バラと同じで、とても覚えきれない。それぞれの花の違いや、全体の風情を楽しめばいいとわりきった。