雨曇子日記

エイティライフの数々です

東京駅の過密

2015-03-25 22:09:03 | エッセー

3 月 25 日(水)半年ぶりに東京駅に来た。11 時ごろだったが、駅の混雑ぶりに驚いた。コンコースや駅ナカの店は人でいっぱいだ。

春休みではあっても平日、例年に比べ明らかに多い。

その理由の一つに思いあたった。北陸新幹線の開通だ。

関東に住む私たちは「金沢が近くなった」など、北陸地方に行くことばかりを考えるが、北陸地方の人々は、東京へ行くことを考える筈だ。新幹線一本で行ける東京の近さに惹かれるだろう。

始発駅であると共に到着駅である東京、人はどんどん集まってくるのだ。経済効果云々がよく話題になるが、その恩恵を最も受けるのは他ならぬ東京ではないのか。

 

東京駅では、だいたい“丸の内”側に出る私だが、今回は“八重洲口”側に出た。駅舎や、周りのビルは輝くばかりに美しく、決して丸の内側に負けない改装ぶりに驚いた。

樹高が15m にもなるトネリコが大きな木製の植木鉢に入って並びコンクリートの広場に林を作っている。過密の人々はこれで癒されることだろう。