2015 夏の甲子園高校野球大会は 8 月 20 日が決勝戦。
この大会のスーパースター早実清宮、関東一オコエが消えて、やや魅力を欠くと思われたが、高校野球 100 年の悼尾を飾る、実に見ごたえのある試合となった。
東海大相模 2 0 2 2 0 0 0 0 4 10
仙台育英 0 0 3 0 0 3 0 0 0 6
両チーム死力を尽くしての戦いは、8 回まで 6 ー 6 、 9 回表 東海大相模は 9 番小笠原慎之介投手からの打順。佐藤世那投手が投じた第一球を一振すると、打球は右翼スタンドに吸い込まれていった。
佐藤投手には悪夢の一瞬だったことだろう。
もし、この回を 0 点で切り抜けていたら、すでに 152 球を投げていた小笠原投手のほうが力尽きていたかも知れない。
救援を仰がず投げきった両投手は勿論、野手たちの全力プレーは迫力があって、一時たりとも TV から目を離させなかった。思わず引き込まれ、私は閉会式までずーっと見続けてしまった。
仙台育英の 3 年 右翼手 百目木(どめき)優貴選手は、千葉県袖ヶ浦市百目木(どうめき)出身かと思ったが、仙台市立茂庭台中出身だった。
でも、千葉県出身の選手は 2 名いた。
3 年 捕手 郡司裕也 市原市ちはら台南中
2 年 投手 中島隼也 木更津市富来田中