( 6 月 6 日 東京葛飾堀切菖蒲園にて )
6 月は日本各地に菖蒲の花が溢れる。
東京葛飾の堀切菖蒲園も 5 月 30 日~ 6 月 18 日は菖蒲祭で、7700㎡ の園内には 200 種 6000 株の菖蒲が咲き誇り、大勢の人が訪れている。
(電車なら京成線堀切菖蒲園駅下車だ)
駅から歩いて 10 分。住宅の間の道を行くが、社寺のいろいろな像、民家の軒先の花など楽しい道だ。
私が訪れたのは 6 月 6 日、10 時を少し過ぎたころ、早くも人でいっぱいだった。
200 種といえども、どれも菖蒲で、私にはみんな同じように見える。
昔から改良が加えられ、少しずつどこか違ってきているのだろう。江戸、肥後などの地名が目立つことから、これらの地方で特に菖蒲作りが盛んなのだろうと思う。名前には栽培者の熱い思いがこもっているのだと思う。
近寄ってよくみると、花弁が大きく模様が美しい。色も多様だ。
園内の老木もそれぞれよく手入れされていて、魅力的だった。