認知症予防に必要なのは、教育(今日行く)と教養(今日用)であるとの説に従い、2018. 12 . 19 上野公園に行った。
JR上野駅公園口を出て、西洋美術館の前庭にあるロダンの彫刻を見た。
(カレーの市民)
(考える人)
次は、野口英世像と、科学博物館の D 51。
この日は暖かだったし、銀杏も黄葉をたくさんつけていたから、とても 12 月とは思えなかった。
(博物館前の大噴水の周りにはチューリップが・・・)
旧東京音楽学校吹奏堂は寄贈された台東区がリニューアルを終え、入館料 300 円で公開している。早速のぞいてみた。
(ここで学んだ滝廉太郎の銅像)
パンフによれば、木曜、日曜には芸大音楽部の協力でコンサートが開催されるようだ。
東京芸術大学の前を通った。
それから、池之端に向かい、谷中七福神の一つ大黒天の護国寺に来た。
精養軒の前を通った時、時の鐘の音が響いてきた。
”花の雲鐘は上野か浅草か”と芭蕉が詠んだ句にある鐘かと思うと、あまり冴えない音だったが、ありがたく聞き入った。毎日正午には鳴らすらしい。
(精養軒のビル・寛永寺の鐘はビルの右手にある)
(上野東照宮の鳥居)
不忍の池に来た。池のほとりに”駅伝発祥の碑”があると聞いていたので、探したら難なく見つかった。来年の大河ドラマには必ず登場するはずだ。
この後、アメ横に出て、御徒町の「幸福のハンバーグ」という店でランチにして帰った。
(上野駅前に建つオブジェ)
上野駅と公園は特別の思いがあります。
初めて東京の空気を吸った街ですね。
東京の盛り場では上野公園界隈が一番落ち着くマス。
渋谷は馴染めない、よく分からない。
池袋は偉大なる都会の田舎。
新宿は青春時代の遊びを知った街。
銀座を歩けば、出世した気分になれる。
上野公園は神聖にして犯すべからずで、
昭和、大正、明治、いや江戸時代の面影まで色濃く残っていて(発見して)一人ほくそ笑む街です。
知らず知らず 1 万歩を越えてしまいます。