江戸川堤防を約3km歩いて、無事、千葉県立関宿城博物館にたどり着きました。
江戸川スーパー堤防上に建った、この平成の関宿城をご覧下さい。
ここは、三県鶏鳴の地だそうです。読んで字の如し、このベンチに座って千葉、茨城、埼玉の鶏の鳴く声に耳を傾けようという趣向らしい。
65歳以上無料の博物館に入場。(天守閣から日光連山、赤城山、富士山などが望める筈がどれも見えない。(大気汚染?)
仕方がないので、撮影可の展示物を少々。
橋を渡って、中ノ島公園に足を伸ばしました。
公園には、関東でも有数の“コブシ”の名木があります。
その他、樹木はみな立派です。
江戸川閘門を見学しました。
つい最近まで使われていた水位観測場も残っています。
治水事業というものは大変なもの。完成後の喜びが伝わってきます。
博物館前まで来てくれるバスは一日に数本なので、また1km以上歩いたバス停から、“東武動物公園駅”に出て帰りました。
関宿城を目指して江戸川堤防を歩いています。
東にかなり大きく、しかしぼんやりと見えるのが筑波山です。(数年前はもっとはっきり見えたような気がします)
足許の神社に寄ってみます。
昭和50年代の堤防改築で移転を余儀なくされたことが、記念碑に書かれていました。
富士浅間神社も、山ごと移転していました。
堤防に戻り、昔あった「棒だし」と呼ばれる洪水防止施設について学びました。
(現在と、明治16年の地図で対比)
いよいよ関宿城が間近です。
利根川を渡る茨城県境町への境大橋も見えます。
堤防から見下ろす牧場です。牛の頭数が減っているのが気になります。
昔の城跡です。
1457年(長禄元)の砦が始まりで、1590年(天正18)家康の実弟、松平安元が2万石で入場。
その後、数名の城主が代わって、1705年(宝永2)より久世氏の治世が明治まで続きました。
本丸、二の丸、三の丸とあり6000坪の城跡は、江戸川堤防に埋もれています。
いよいよ新しい城(平成7年開館の千葉県立関宿城博物館)です。
ナンキンハゼの白い実にムクドリが群がっていました。
うまいちゃんが見上げていると、ヤクルトのおねえさんが通りかかりました。
「おはよう、うまいちゃん。」
おねえさんも一緒にナンキンハゼを見上げました。
「何見てるの?」
元気くんが通りかかりました。
「元気くん、おはよう」
うまいちゃんが言いました。
「英語のじゅくに行くんだ。グッバイ」
元気くんは、「グッバイ」を英語らしく言いました。
「うまいちゃんも塾なの?」
ヤクルトのおねえさんが聞きました。
「わたしは、お習字」
「みんながんばってるんだ」
おねえさんは、そう言いながらきびきびした動作で自転車に乗りました。
これは、うまいちゃんの書初めです。
明けましておめでとうございます。
2014.1. 1 6時49分の日の出を、わが家の近くから眺めました。
ここで日の出を見ようとする人は誰もいません。(私にしても初めての試みです)
それにしても、私は、ごちゃごちゃと続く屋根の下に住んでいるんだなあ。
暖地の壁や松ノ木に朝日が射してきました。
お昼頃手賀沼に行きました。
カワウが、大きな魚を飲み込んだ後羽を広げて乾かしていました。
コブハクチョウとオオバンがえさに群がっています。
遊歩道には、運動の人が出始めました。
コブシの莟は膨らみ始めています。
日没は、16時37分。
あっというまに沈んでいきました。
今年の一月は旧暦と日にちが一致します。
1月1日は旧暦12月1日。
1月に限っては、15日が満月です。