所司一門将棋センター (津田沼店)

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津田沼子供将棋教室 スタッフブログ

4月初めのSクラス教室

2011年04月03日 | Sクラス
4月初めのSクラス教室です。
3月後半は25日から31日まで上海に行きましたので、帰ってからはじめての教室です。
今日は奨励会の張君も来ています。
張君は昨日の奨励会は1勝2敗で、トータル3勝6敗です。
日本語を勉強したりで、慣れるまでしかたないところでしょうか。



講座は引き続き「定跡、常識の落し穴」の相矢倉4六銀・3七桂型です。
最近の傾向なども少し解説した後、前回の復習から最終局面以降も詳しく解説しました。



月初めなので講座は50分ぐらいで、その後10分ぐらい恒例の盤駒磨きです。
レーティング対局は一月で全員当たるように三宅さんの方で手合いを組んでもらいます。



日曜日はトーナメントの他にリーグ戦もあり、手合いはなかなか大変です。
上海に行く前の先々週の日曜日はお客さんが50人ぐらいで大盛況でしたが、今日もチェスクロックが足りない状態で、盛況でした。



指導対局は5局対局で、二枚落ち4局、香落ち1局です。
二枚落ちは4局全部上手△8五金型という、二歩突き切り定跡で△7五歩▲同歩△同金▲7六歩のとき△8五金とする形です。
これは「二枚落ち裏定跡」という本の初めのページで紹介している裏定跡です。
2局▲7七銀で2局▲3五銀でした。
二枚落ちが上手3勝1敗です。



駒落ちは上手が勝つケースは、私の場合余して勝利することが多いですが、今日は2局続けて上手秒読みで、必至をかけられ絶対絶命で下手玉を即詰みにしない限り負けの場面が続きました。
秒読みで読みきれないまま王手を続け、2局とも運良く長手数の即詰みがありました。
そんなきわどい内容なので、ほぼ拮抗した手合いと思います。

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