講座はテキスト36ページ、レッスン9のポイント「成りと不成の復習」の続きで10図からです。
王手は一見厳しい攻めのようですが、逃げられると「王手は追う手」の格言の通り、玉を逃がしてしまうことがありますよ、と話しました。
もう少し時間があったので、37ページレッスン10「遊び駒」に入り、第1図だけ進めました。
難しい問題でしたので、おさらいで盤駒を使ってゆっくり考えてみました。
次回は37ページ2図からです。
指導対局は8枚落ちと6枚落ちでした。
大駒を成った後の、早い寄せ方を練習しました。
11月前半木曜日の中級クラス教室です。
今日はいい天気でした。
11月中旬になってきましたが、まだそれほど寒くありません。
今日は生徒さんは4人でちょっと少なめです。
指導対局は二枚落ち3局、六枚落ち1局でした。
二枚落ちは2局二歩突き切り定跡で、1局棒銀戦法でした。
二歩突き切りの2局は両方4筋で銀交換となり、どちらも定跡通りうまく指されました。
棒銀戦法の順も銀を捨てて飛車を成り、その後と金を作ってうまく活用しました。
六枚落ちも▲6六角からの端攻めで早い勝ち方でした。
皆さん上手で、力がついています。
大盤解説は25ページレッスン5のポイントになりました。
テーマは居飛車と振り飛車とです。
組み上がりまで、手の意味を説明しながらじっくり進めました。
そして組み上がりからは、角交換は居飛車有利と飛車交換は対振り飛車有利を例を使って解説しました。
次回はレッスン5の後半28ページからで、飛車角総交換はどうなるのかと、居飛車が角交換を狙っていく展開を解説します。
11月10日、日曜日の中級クラスは8名の参加でした。
講座はテキスト1レッスン4のポイント、原始中飛車に対しての居飛車の指し方を見ていきました。
初手から振り返り、再掲第1図から後手が△5一飛としたのが割打ちの銀を防いだ工夫の一手。
次は狙いの攻めを繰り出します。
先手の丁寧な受けで原始中飛車からの攻めは続かなくなりましたが、受けを間違えると潰されてしまうので注意が必要です。
数の攻め、数の受け、王手飛車のラインを気をつけるなどいくつかのポイントがありました。
今日は24ページ再掲第1図~第6図まで解説しました。 次回は25ページ、レッスン5のポイントからになります。
指導対局は平手、二枚落ち、四枚落ち、六枚落ちでした。
駒落ちで上手との寄せ合いを勝ちきれるように練習していくと、平手の終盤にも生きると思いますので、勝ち負けを気にしすぎず頑張りましょう。
女流棋士 大庭美樹
11月9日土曜日の中級クラスは11名でした。
講座はテキスト1レッスン4のポイント、原始中飛車に対しての居飛車の指し方を見ていきました。
初手から振り返り、再掲第1図から後手が△5一飛としたのが割打ちの銀を防いだ工夫の一手。
先手も落ち着いて後手からの攻めに備えます。 後手は当初の狙いの攻めを繰り出しましたが、先手が丁寧に受けて原始中飛車の攻めは続かなくなりました。
相手の狙いを見極めた先手の受け方はとても参考になりました。
今日は24ページ再掲第1図~第6図まで解説しました。 次回は25ページレッスン5のポイントからになります。
指導対局は棋力に合わせて、二枚落ち、四枚落ち、六枚落ちでした。
上手をうまく追い込むことができた対局と、途中までうまく指しながらうっかりがでてしまった対局がありました。
女流棋士 大庭美樹
11月7日の木曜初級クラスは参加5名でした。
指導対局は10枚落ちと8枚落ちです。8枚落ちは、棒銀で飛車先を破り、上手玉を寄せる練習をしています。
講座はテキスト34ページ、レッスン9「成りと不成の復習」の続きで、3図から36ページ9図まで進めました。
講座のあとはそれぞれ盤駒を使って、大駒の成りと桂馬の成り不成をおさらいしました。
テキストを見ながら大盤解説を聞くのがはじめての子もいましたが、頑張って講座を聞いてくれました。
女流棋士 大庭美夏